猫は好きですか?
私は大好きですよ。もちろん、この記事を読んでくださる方は猫がお好きな方が多いとおもいます。
今猫を飼うブームというか、猫カフェが結構あちこちにでき始め、たくさんの猫好きな方が、毎日訪れてます。
我が家には猫が3匹いますので、猫カフェに行かなくても、猫を毎日堪能できるのですが、猫カフェにいっても、猫に知らんぷりされて、悲しい方もいると思います。
そんな方はどんな接し方をしてますか?
猫じゃらしをもって、目の前に振っているだけじゃ、猫は興味を示しません。
いえ、正確には猫は自分の縄張りにはいってきたときから、すでに観察をはじめてます。
どんな奴か、どんな匂いをさせているのかなどなど、匂いでまず相手を観察し始めます。
そんな、猫と良い関係を持ちたい、猫と遊びたいという方にご紹介します。
Contents
猫は基本縄張りを持つ動物 観察はされている
基本狭い空間に猫が数匹いるだけでも、猫とってはストレスです。
その猫カフェをみたらわかると思いますが、猫同士が仲良くしているのは、ほとんどが、親兄弟といった、血縁関係か、よほど仲良しグループが出来上がった状態です。
ここに大きくて他人の人間が入り込むので、猫にとっては縄張り荒らし当然です。
ですが、猫カフェはそういった、人間に対して牙を向けない猫たちが配置されてます。
猫たちは非常に訓練されており、いやな匂いをした人間に対しては、高いところから観察したり、時には匂いだけかいで去ってゆきます。
本来猫は人間を簡単に傷つけことができる牙と爪がありますが、賢くて訓練された子は、人間がどういった存在かをみているので、最初は警戒されても仕方がありません。
警戒されても、こっちを見ているだけなら、まだこれから関係を作れます。
どうしても嫌われる人間はいる
とは言っても、家猫でも野良猫でもカフェ猫でも、どうしても猫に嫌われるという人間は存在しますので、その時は、見てるだけからのスタートとなります。
猫にとってその人間がどういった行動をとるかを、素早く見てます。
たまに猫がじっとこちらを見てるときがありますが、猫がとりあえず「この人間が敵意を持ってるかどうか」の判定をしています。
見てるだけの状態から、まだまだラブライフは先です。
猫の機嫌を知ろう
猫がとても機嫌がよいときは、しっぽを見ます。
しっぽの形が「?」になっているときは、ご機嫌の様子。
しっぽをゆらゆらしてるのはやや機嫌が悪いとき。
とくに知らない人が入ってくると、緊張が高まりますので、猫たちは一斉に興味をもちますが、猫はひそかに観察しつつ、どんな人間かを探ります。
自分にとって「母猫」役、「兄弟猫」役、「同じグループ」役、そして「縄張りを荒らす」役です。
猫は一度好きなった人間を忘れない
猫は家につくと昔からいいますが、それは違います。
猫は人間につきます。嫌いな人間のところへは行きませんし、構いもしません。
むしろ、逃げます。
好きになった人間は「母猫」役や「兄弟猫」の関係を結んでくれるので、甘噛みしてきたり、ふみふみをしてくれたりします。
それはあくまでも猫が自発的にやらねば意味がありません。
猫じゃらしで遊んでくれても、猫が自発的に「愛情表現」をしてくれないと、猫と人間とのラブラブな関係は築けません。
猫の愛情を知ろう
しっぽの形はどうなっているか?
もちろん、「?」になっていますよね?しっぽが短い子でも、先っぽがぴくぴく動いていれば問題ありません。これはあなたと一緒にいてとても機嫌がいいサイン
じっとこちらを見ている
猫にとって愛情の対象の動きはいつも見ていたいものです。ただし、人間からじっと目を見つめ返してはいけません。「挑発」行動となります。
そのかわりに、ゆっくりと瞬きをしてみてください。
猫がゆっくりと瞬きしてくれたらそれはもう、あなたのことが「大好き」なのです。
歩いているときに足などに頭をこすりつける
これも猫の愛情表現です。「この人間は私の愛するものです。私のものです」と主張しているようなものです。犬よりも恥ずかしげなく愛情表現してくれるのは、猫ぐらいでしょう。
まあ、そこがかわいいのですが。
お出迎え&ついてくる
そうなった人間の行動を観察していた猫たちは、われもが先に愛するものをお出迎えしてくれます。そしてあなたの顔みて、安心します。時には足元にじゃれついたり、甘噛みしたり、いなかった時間を埋めてくれという勢いであまえてくるでしょう。
そんなことはしてくれない?
いえいえ、猫はちゃんと理解します。名前を呼べば個別認識できるのですから。
猫が人間を認識できないわけがない。
出迎えてくれないのはめんどくさいから。
うとうとしているのが好きで、挨拶がめんどくさいから。でもちゃんと帰ってきたら、耳だけ動いて終わりという子もたくさんいます。
本気で嫌がる子は本当に逃げますので。
ついに来た!ふみふみ(ミルクトレッド)
甘えが絶叫調の時はこれをやれればもはや、人間と猫の種を超えた愛が発動するでしょう。
ついにきた、猫の「母親役」。飼い猫がふみふみしてくれるわずかな一握りの人間だけが経験できるうれしさ。
これは子猫時代の名残で、母親の乳をもらうのに、出をよくするために、ふみふみをします。その名残で、気分がよく、母親の加護があり、安全な場所だと誤認識しているときに、おきます。
そうです、あなたのいる場所が一番安心で安全な場所ということです。
猫に好かれるテクニックを紹介
おもちゃ
定番ですね。猫じゃらしより紐が好きな子もいますし。ボール系が好きな子もいますので、臨機応変に紐、猫じゃらしを利用する
おやつ
猫の世界では「おやつ」はいろいありますが、私が通ってる動物病院の先生曰く「ちゅーる」がきらいな子はほとんどいないという。
私の猫3匹のうち「ちゅーる」は2匹が好んで食べます。
あまりあげすぎると、肥満の原因になるので、この手の技はほどほどにする。
どうしても触りたい
興奮作用のあるマタタビよりは「キャットニップ」のほうがマイルドでしょう。
もうこれで、騎士のような猫もふにゃふにゃになります。
絶対なNG場所をおぼえておく
基本猫はしっぽの付け根を好みます。あと頭や頬あたりも気持ちがいいようですが、まちがっても関係がつくれない猫のおなかを触っていけません。
自分から腹をだしてくる猫を触るのは勝率5割で触れますが、あとは猫パンチかお叱りを受けます。
自分の家猫なら構いませんが、猫カフェの猫でも腹を触られるのを嫌がる子もおおいので、せっかくなら、自力で猫と仲良くなってみませんか?
タバコ臭と柑橘系の香水はNG
猫はこの匂いが苦手な子が多いです。マーキング防止のために、オレンジの香りが配合するものを「しつけ」としてマーキング再防止につかわれます。
女性は香水に気を付けてくださいね
まとめ
猫と仲良くするには、まず猫の機嫌を損なわないようにしましょう。
そして自分が敵でないアピール。目を細めてゆっくり瞬き、そしておやつかおもちゃを持って誘ってみてください。
まちがっても上から見下ろしたりしないで、できれば、座っている方が猫もリラックスしてくれます。
猫とのやり取りはとても面白いものなので、ぜひ猫カフェでも猫にもてる関係を築きあげてください。