私は一年前にひどい風邪を夏場、4回繰り返し気管支炎を経て気管支喘息になりました。
ちょっと油断すると、すぐに喘息発作が起こり、とても苦しい思いをしています。
ヒューヒューゼイゼイなどはいつものことで、さて病院へかかり、吸入器が手放せません。
あの時風邪を何度も繰り返してひいたためです。
ただの風邪、されど風邪です。
もし、初めから風邪対策に効果があるような食べ物がないか調べてみました。
とくにこれから風が冷たくなる季節や、体調不良の時にでる喘息をなんとかしたくて、なにかないかなと探してみると、中華料理のデザートにでてくる杏仁豆腐がその風邪や喘息、また女性の悩みの便秘に効果があるということを知りました。
すごいですね。コンビニでも売ってる杏仁豆腐が私の喘息を緩和してくれるとは知りませんでした。
それで、その杏仁豆腐についてのいろいろな薬効や美味しい秘訣などを紹介しますね。
杏仁豆腐のができるまを知ってる?
名前の頭文字通りに「杏」(あんず)です。この杏を粉にしたものが「杏仁(あんにん)」
甘味や寒天など加えたものが、まずは「杏仁霜(きょうにんそう)」
砂糖や牛乳、ゼラチンなどを加えて溶かし、容器に流し込んで冷やせば杏仁豆腐の完成です。
コンビニで売ってる杏仁豆腐には、「杏仁霜(きょうにんそう)」の風味を出すために、アーモンドパウダーを利用してるのがありますので、本物を食べてみたいという方は購入するときに、表示をよく見てから購入するといいと思います。
杏仁霜の風味は、杏の種の白い部分を粉にしたものです。
風味が本当にかわるので、食べ比べてみるといいですよ♪
杏仁豆腐の効果
もともと中国では薬膳料理の一つとかぞえられていました。
特に「肺機能」「腸機能」を潤す作用があり、
- 咳をとめて痰切れよよくしくれるので、喘息の症状を和らげてくれます。
- 腸内の水分調整をしてくれるので、便通を良くしてくれます。
中華料理の定番デザートですが、民間療法で咳止めや便秘に効果があります。
実際に「アミダグリン」という成分がはいっており、これが咳止めや腸の調子を整えてくれます。
他にも含まれてる植物はあるの?
杏はバラ科の植物なので、ビワ・桃・梅・アーモンドに多く含まれています。
特に種の中にこの多く含まれてます。
<div class=”concept-box5″><p>私たち日本人が好きな梅肉や桃にも多少含まれてます</p></div>
カロリーを気にせずに
寒天でつくられた杏仁豆腐はローカロリーです。
おなかにも優しく、またダイエットにもよいデザートですし、脂っぽい中華料理のデザートにも合うというものです。
生薬として使う場合は要注意
咳が出る人や、便秘傾向の方は杏仁豆腐を食べることで、症状が改善する可能性がありますが、薬として使用するには、注意点が必要です。
長く使えばそれが毒にもなり得るのです。
とくに喘息がある人は、症状が楽になるだろうと思って、杏仁豆腐ばかりを食べていると、
症状が悪化する可能性もあります。
漢方薬だろうから、さほど影響がないだろうと思ったら大違いです。
漢方もれっきとした薬なのですよ。
中毒を起こすとどうなるか?
食べすぎたり、症状が悪化することがあります。
めまい・頭痛・吐き気・昏倒・脈拍が弱くなる・呼吸が不規則になる…などの症状を起こし、場合によっては死に至るというから怖いですね。
もし、漢方として杏仁を利用する場合は、ちゃんと医師と相談してくださいね。
まとめ
風邪を引いて咳が止まらないときや、便秘時の時に杏仁豆腐を食べて、風邪気味もおなかもすっきりとするのがいいですよね。
私は便秘ではなないのですが、喘息なのでかかりつけの病院へ行きますが、寒くなる時期や温度差が激しい時期はできるだけ自衛したいものです。
たくさんの量が食べれなくても、たまに薬膳の代わりと思って、楽しく食べるのもいいですよ。
意外に知られない杏仁豆腐の薬膳情報をぜひ活用してくださいね。