冬至とかぼちゃはまるでセットのように感じるので、私は前々から冬至はカボチャを食べる日だろうと思っていました。
昔ながらの習慣で、食べるだけだろうとおもっていたのですが、よく調べてみると、ちゃんと意味があったんですね。
あとはゆずを使ってお風呂にはいるというのがありますが、今日は冬至とカボチャのお話です。
冬至とはなんぞや?
一年で一番夜が長い日となります。
この日を境に、だんだんと日が長くなりはじめる日となり、夏至が昼が一番長くなる日でもあります。
その一日で夜が長い日である冬至は古より「一陽来復(いちようらいふく)」と呼ばれ特別な日であったそうです。
あまり現代では聞かない言い方ですよね。
冬至といった方が現代には、なじんでいると思います。
さて、この冬至は太陽が生まれ変わる日、というおめでたい日でもあるため「願かけ」など願い事をする風習もあったりしました。
お正月だけじゃなくて、冬至でも願掛けできるなんて、初めてしりましたよ。
カボチャを食べながら、お願いごとをするなんて、なんて気前のいい太陽の神様なんでしょう。
ちなみに日本での太陽の神様 「天照大御神」という女性の神様ですね。神様たちの一番上の神様です。
えっらーい神様です。
仕事量が多すぎて、弟がやんちゃしすぎて、天野岩戸に隠れて、仕事をボイコットしたという女神様は、なんだか現代にも通じるとろこがあります。
きっと嫌になったんでしょうね。でも最後は楽しいことにつられてちょいとのぞいたら、無理やり岩をどかされてしまったという。
まあ話はそれてしまいましたが、そんな冬至は太陽が生まれ変わる節目でもあります。
冬至にカボチャを食べるとは?
冬至に最後に「ん」がつく食べ物を食べると、幸運になるという言い伝えから始まりました。
まるで冬至でカボチャ食べえ、願い事して、さらにラッキーになるぞという話なんでしょうね。
それを知っていれば、初めからカボチャ食べてましたよ。
ロトでも買えば、当たるのか?とも思いますが、昔はそうではなく、所説いろいろな話がありますが、
一陽来復の意味からしても、最後に「ん」がついて、最初に戻るという意味合いからもカボチャ(南瓜=なんきん)というのでしょうね。
カボチャには実際に風邪を予防するために、ビタミンAやβカロチンが豊富で、風邪の予防をしてくれます。
加えて、ビタミン・鉄分・カルシウムがとても豊富なので、貧血や免疫力の向上ができます。
昔は冬に食べるものが少なるなるので、こうしたカボチャを食べて、万病のもとである、風邪を予防したのだろうとおもわれます。
いまでも風邪は万病のもとですからね。
私は年に4回風邪を引いて、喘息発症してしまいましたからね。
現代の冬至事情
今でこそ冬至にはカボチャを食べて、ゆず湯につかって、という風習はあまり見かけなくなりましたが、
願掛けや幸運を身につけたり、風邪の予防にも良いというなら、カボチャは食べも損はないとおもいます。
カボチャは固くて調理しづらいというならば、一度レンジで柔らかくしてから包丁を入れるとさくっりと切れます。
カボチャ団子を作るのもよし(北海道ではでんぷんと砂糖をまぜて焼いただけのおやつ)カボチャ煮をしてもよし、
みそ汁にいれもよしのカボチャですので、これを機会に冬至にはカボチャを食べてみるのもいいかもしれませんね♬
ああ、カボチャ団子、食べたくなったなー。