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雑記

ハロウィンの由来を徹底調べ!かぼちゃとの関係は神話にあり!

私は昔、1年ほどカナダのバンクーバーとオーストラリアのパースに住んでいたことがあります。

そこではハロウィンが近くなると店先に飾り付けがされ、お菓子が並び、お祭りムード一色になります。私もとても楽しい雰囲気を味わいました。

また住宅街でも、綺麗なイルミネーションで窓を飾り、紙でできたかぼちゃを飾り付ける風景が見られます。

当時私が通っていた学校では、ハロウィンの前に、学生2~3人でかぼちゃからランタンを作るという授業がありました。当日は友人たちと一緒になって仮装し、パーティを開いて楽しみました。
(仮装は任意でしたので、私は仮装もせずに、もくもくとごはんを食べてましたが・・^^)

学校でかぼちゃのお化けを作るのもとても楽しかったですし、その時を思い出しつつ、今日はハロウィンの由来やハロウィンとかぼちゃの関係についてお話しますね。

ハロウィンの由来は?

もともとはキリスト教の「万聖節」の前夜祭に行われるものでしたが、ルーツをたどると古代ケルト人の(今でいうとアイルランドあたりに住んでる人たち)のものだと考えられてます。

  • もともとは秋の収穫を祝うもの
  • 悪霊を追い出す宗教的な意味合い
  • そして子供たちがおやつをもらう日^^

ですね。

宗教的な意味合いがなくなりましたが、カボチャ、日本のカボチャを想像してはいけません。黄色くて大きいカボチャです。

このカボチャ、意外に中が空洞になっていて、スプーンでほじってたねを出せるのですが、皮が何分固くて、目と口と鼻を切り出すのに、結構時間がかかった記憶があります。果肉も食べませんので、ハロウィンの時期にだけ売られるカボチャでした

ケルト人にとっては次の日11月1日は冬の始まり

ケルト神話をルーツとしているため、10月31日の夜になると悪霊や魔女、冬の暗き女神や、バンジーなどから身を守るために、仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていました。

その仮面の由来が仮装であり、カボチャの中に蝋燭を立ててました。

それが進化して、仮装した子供がそれぞれの家を「悪霊に扮した」ようにきてはドアをたたいて「トリック・オアトリート」と交渉を持ち掛けます。

大人たちは、子供たちのためにお菓子をくばりますが、貰えなかったらいたずらするのではなく、子供たちはしょんぼり帰っていきます。ちょっとかわいそうです。高校生あたりになると悪さがひどく、卵などを投げつける行動が問題視されてます

かぼちゃお化けの正体はジャック―オーランタン


もともとはケルト神話の「火の妖魔」である「ウィル・オー・ザ・ウィスプ」が象徴として、簡略化したものがかぼちゃお化けの由来です。

鬼火であるのとカボチャお化けではだいぶ違うのですが、なんでも代用というものがありまして、仮面もカブを切り抜いたものを被っていたぐらいなので、
その時代に合った代用品が用意されていると思います。

よくゲームなどでも「ウィル・オー・ザ・ウィスプ」が鬼火として登場し、ジャック・0・ランタンも単発ででてくるものですが、ルーツは一緒です。

作ったかぼちゃはすぐに捨てられてしまうのですが、味は食べたことがないので、わかりません。
調べてみたら、食べることはできるけどあまり美味しくないそうです。

オレンジのかぼちゃは観賞用としてみた方がいいですね。
あの中身が空っぽだからこそ、簡単に空洞ができあがるのですが、火事には十分注意しなけばなりません。

使いおわったら、火を消すことです。
毎年それで火事が起こる騒ぎがあちこちでニュースで流れてました。

まとめ

妖精や悪霊ばらいといったのはやはりケルトの神話のツールがあるので、なかなか面白いですよね。

もともとケルト人はドルイド信仰があつく、そういった自然が起こすものを精霊が宿ると考えており、季節代わりの日は特別な日となるのでしょう。

ハロウィンも最初は悪霊ばらいだったり、(悪霊に取りつかれると風邪などの病を起こす)などの意味合いがあったのです。

しかし時間とキリスト教の布教により、徐々に定義が薄れてきて、ハロウィンがキリスト教の「万聖節」と重なってしまって、吸収されてしまいました。

ですが、ハロウィンで友人たちと料理を作ったり、おしゃべりしたりするのはとても楽しい交流でしたので、ぜひこれを機会に「ハロウィンパーティ」を開いてみてはいかがですか?

ABOUT ME
東雲
新しものが大好きな猫好きな人です。日々猫のために仕事をこなしています。