羊が教えるお役立ち情報
猫について

冬場の猫草の育て方!土使わないで簡単に出来る方法もご紹介

うちの家には猫が2匹いますが、春先になると、猫たちに猫草を作っては食べてもらってます。

猫草すきですよね。猫って。

でもホームセンターとかに売っているのって、意外とお高めで、種と土さえあれば、普通の猫草なら簡単に育ちます。

しかし、ここは北国の寒い地方です。

まだ室内が13度程度なので、よいのですが、夜中の寒いときなどは氷点下に下がる事も多々あります。

寒いですよー。猫草が一気に育ちません。窓辺に置いておくと凍ります。

基本的にえん麦などのが発芽して猫草に立派に育ちますが、はてはて、今手元に土がないです。

そんな時はどうしましょうか?

そんな疑問や、冬場にどうやって育てていいのかわかりませんでした。
土はないし、おまけに日光は当たらないしという悪条件の中、果たして、猫草は育つのだろうか?

調べてみましたので、ご紹介しますね。

基本の猫草の育て方

春から秋にかけては猫草をまいてから10日程度で、育ちます。ここからは基本的な猫草の育て方を紹介していきます。

用意するもの
土が5㎝以上はいるもの

猫草の種(えん麦の種)

すべてホームセンターで手にはいります。

種の選び方・土の選び方・植え方

種の選び方

薄茶色の種を選びましょう。赤みを帯びたのは飼料用に消毒された種で、猫草は生えたてをたべるので、消毒薬を使ったものは適していません。

小鳥用の餌としてもえん麦が売られてますが、殻がむいてあるため、発芽率が悪いです。
殻付きを選びましょう。

種は植える前30分水につけると、発芽率がよくなりますが、浸透しすぎると腐ってしますので注意です。

土の選び方

ホームセンターなどでは、猫草栽培用の栽培土が売っていますので、それを使う事をおすすめしますが、売っていないときには、野菜栽培土でも代用可能です。

猫草は、大きく根を張る事がおおいので、水はけをよくするために、石を敷くと根腐れを防ぐ事ができます。

容器に土を敷き詰めて、重ならないように種を広げてゆきます。その上から種が隠れる程度に土をかけます。

水のあげ方

種まき発芽までは、水をあたえつつも、日陰で風通しの良い場所においてください。最初から日光に当たる場所におくと土が乾いて温度が上昇し、種が痛んで発芽しない事があります。

発芽したら、はじめて日の当たる場所で移動させて、沢山の日光をあげてください。その時は水もしっかりあげてください。

肥料を与えない事です。猫草の種は肥料を受け付けにくい性質がありますので、肥料を与えると枯れてしまう可能性があります。

育て過ぎないこと。猫草はメがでてからだいたい3~5日で食べごろになります。目安は15㎝から20㎝ごろ。それ以上育てると容器のサイズで影響で枯れてしまいます。

ですので、15㎝を超えたら、10㎝まで切ってあげると、みずみずしい猫草を長く保つ事ができますので、おススメですよ。

水栽培の方法

水栽培ってどんな風にするの?

近年、土を使わずに他の方法がないかということで「水栽培」という育て方もあります。
土を使わずに、水のみで猫草を育てる方法です。

手軽にできて、土の質に左右されないのが特徴です、ですがその反面、根の張りが弱いく猫にあげるときは、ピンとたたずに、しなってしまうので、切って猫にあげる必要があります。

また飼っている猫がいたずらして、水鉢を倒してします可能性もありますし、猫にあげるときだけ、出すという手もあります。

育て方

用意するもの

下に水を張る事が出来る容器(分離できるもの)

例えばこんな感じの物がいいでしょう。

育て方は簡単です。分離できる上の部に種を敷き詰めて、下の部分には種が常浸る様に沢山の水をいれてセット。

あとは土栽培と同様に、発芽するまで風通しの良い日陰に置き、発芽したら、日の当たる場所に置きましょう。

水栽培の注意点は一つです。
毎日の水の交換だけです。変えないと異臭を放ちます。

冬場の猫草の育て方

寒い北国では、とくに北海道はこたつの普及率が最低限しかありません。こたつをもっている家庭はほぼありません。

常時暖房をいれているか、止めているかの2選択です。

猫がいても暖房を止める私の家では、常時室温が13度で、帰宅した際には外は真っ暗です。

温かさがありません。

気温室内13度では10日たっても育つかどうか怪しいです。なにせ日光が昼間のわずかな間しかありませんしね。

10日経過してもいいので、土栽培と同様にいくつか数をそろえてから、猫草を育ててます。

やり方は発芽するまでは日陰の風通しの良い場所におき、発芽したら、太陽光に充てるという方法ですが、発芽したら、一気に温める方法をとっています。

そして、また夕方には猫の手が届かないところへ置くのです。
蓋つきの所の入れないと、発芽最中の小さな芽を食べられてしまうからです。

そしてもう一つは、涼しい場所ではなくて、環境をそのまま春に持ってゆくために
ヒーター付きの爬虫類用のかごを用意して、その中で育てると、太陽光いらずで、あっという間に冬場でも猫草が育ちます。

若干高めな値段ですが、これはこれで毎冬便利だったので、あとあと再利用する価値がでてきました。

凍える北国では、暖房費はけちってはいけないので、利用してました。

まとめ

水栽培も、土栽培も、もとは太陽光と適切な温度があってのものですから、冬に育てるのは結構難しいと思っていました。

けども、やり方次第では、時間はかかりますが、芽ぶいてくれますし、温度を温かくしてあげるだけでも、一気に発芽率を上げる事も可能です。

他にも手を汚したくない人にはホームセンターで購入するか、無印良品のお店で猫草セットが売ってますのでそれを利用する手もあります。

猫草は簡単につくれますので、ぜひ一度は猫草つくりにチャンレジしてみてくださいね。