一緒に猫と遊んでいて、体を触ってスキンシップしているときに、猫の機嫌が悪くないのに、ガブと甘噛みされたことがありませんか?
飼い主としてはショックだろうと思います。
猫の噛む力は100Kgもあるので、下手をすると怪我をしかねません。
そんな猫の甘噛みの癖をなんとかしたいとおもいますよね?
でも猫の気持ちが言葉ではわかりません。
いかにして、猫の甘噛みを止めさせるべきか、ここで紹介したいと思います。
Contents
甘噛みは飼い主がコントロールする
触りすぎて不快に感る
猫を飼っているいると、その可愛さからついつい撫でてしまいがち。
しかし、猫も撫ですぎると、不快に感じる事があるようです。
猫によっては許容範囲がちがうので、猫の性格に合わせて、適度なスキンシップをとりましょう。
不快に思っている時の反応は、耳をぴくぴくさせる、体をよじる、しっぽをぱたぱた動かすなおどしたら要注意。
それらの反応をみせてたら、すぐに触るのをやめてあげてくださいね。
遊び足りないと感じている時
猫がもっと飼い主さんと遊んでほしいと思っている場合です、噛むことで遊びにに誘っています。
対策は思う存分遊んであげるとことで、その時に欲求を満たしてあげるという事。同時にしつけも並行して行うことが重要です。
しつけは大声を出したり、叩いたりするのはNG。飼い主さんを怖がってしまう原因になってしまいます。
缶なのにコインをいれて、降ったり落としたりするようにして、猫が嫌がる音で注意しましょう。
猫のいやがる匂いを付けておくのもいいですよ。ミントなど調理用はハーブも効果があります。当然ですが、なめて毒になるものはNGですよ。
力加減が分からない場合
生まれて間もなく母猫から離れされ、一匹で育てられたペットショップ育ちの猫は噛み癖のある子が多い傾向にあります。
また野良猫生活が長い子でも、兄弟猫がいなかったりすると、噛む傾向があるといえます。
対策としては、多頭飼いが一番わかりやすくて、勉強になりますが、難しい場合は、音での注意や、嫌がる臭いを用意して、徐々に改善してゆきましょう。
歯がかゆい
子猫の乳歯は生後一カ月で生えそろい、3カ月~6カ月で生えまわりまえす。抜けた歯は大抵飲み込んでしまう事の方が多いのですが、気が付かない飼い主さんも多いです。
この生え変わりの時期は歯がとても痒いようです。
当然ですが、痒いので軽減するために何かを強く噛みたくなります。
対策としては、おもちゃのぬいぐるみを用意し、手を噛んだらすかさずおもちゃとすり替える方法がいいでしょう。
動くものに興味を示すので、おもちゃを動かしてあげる方が効果的です。
兄弟猫と早く離れた子猫はしつけは必要
子猫から猫を飼おうとしている場合は、その子猫が兄弟猫と一緒にいたかどうかで、噛む力の加減を覚えます。
基本的には好奇心が旺盛で、特に動くものには狩りの対象だと思っている為、なかなか反応させないようにするのは難しいです。
本来は、親兄弟と一緒に育つと仲間同士の甘噛みを覚え、興奮して本気噛みで痛い思いをしたり、大きな声で悲鳴をあげたりまたもっと強く噛むという攻撃と防御のやり取りを徐々に覚えて加減が分かってくるものです。
新しく迎えいれる子猫が最低限生後2か月~3カ月までは、親兄弟との生活を経験さえる方が、お互いにベストでしょう。
そういった経験のない子猫は、本気噛みをしてしまって、飼い主を傷つけてしまう可能性があります。
できれば、子猫のうちは母猫や兄弟猫と一緒に勉強をしてからお迎えするのが一番いいと思います。
やってはいけないしつけ方法
かみついたからと言って、叩いたり、恐怖を与えたりする方法を行っていけません。
痛みや恐怖でコントロールしようとすると信頼関係が崩れてしまい、かえってこういった噛みつき行動がひどくなる可能性があります。
叩いたり、恐怖を与えてはいけない
噛まれたらすぐに注意をしてください。しばらくして注意しても猫は何に対して叱られているのか理解できません。
噛まれたらその対処
躾けの最中に私は何回か噛まれたことがあります。
たまたま出血してないケースがほとんどだったので、大丈夫でしたが、少し血が出ただけじゃ大した傷じゃないとおもって、そのまま放置するのは危険です。
猫の口内に生息する、パスツレラ・マルトシダ菌によって、パスツレラ症という人畜共通感染症を起こす事があります。
パスツレラ症は30分~2日で皮膚症状・呼吸器症状の出る感染症。主な症状は噛まれた傷が腫れて化膿します。その他。呼吸系や外耳炎とう局所感染、まれに髄膜炎、骨髄炎の全身重症感染、さらには死亡例もでています。
猫の噛まれたらすぐに流水できれいに洗い流して、手当をしましょう。もし心配と思われる症状がでたら早めに医療機関で診察を受けてください。
噛まれたらすぐに流水できれいに傷口を洗いましょう
まとめ
猫には獲物を狩る習性からどうしても噛むという行動はあたりまですが、飼い主にとっては本気噛みされると悲しいものがありますよね。
猫にちゃんとしつけをして、ダメな事はダメとしっかりと覚えさせることが大事です。
そうすることで、猫と人間との間にさらに親密さがえられ、楽しい毎日を送れることとなります。噛むからといって、あきらめないでくださいね。