朝起きたら、シーツに生理の血がついて、「あっ」と思ったことがあると思います。
また、下着や服にも生理の血液が付いたりしたら、なかなか取れない事の方が多いと思います。
生理用の洗濯洗剤ではあまり落ちないし、かといって、普通に洗濯してではさらに落ちません。
どうしたらいいんだろうか?と悩んだ事がありますよね。
そこで、今回は生理の血がシーツや服、布団についたときに、どうやって簡単に取れるか、その方法をご紹介したいと思います。
あっと驚きますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
生理の血がついてしまった時
コンタクトレンズの洗浄液
コンタクトレンズの洗浄液にはタンパク質を分解する酵素がふくまれているから、きれいに落ちます。
準備するもの
- コンタクトレンズの洗浄液適量
コンタクトレンズの洗浄液を血液の染みにつけて、1時間ほど
普通に洗濯機で水洗いする。
コンタクトレンズの洗浄液にはタンパク質を分解する酵素が含まれているから。
血液汚れはタンパク質が固まるので、それを分解するのに、最適なのです。
だから落としやすくなるというわけです。
生姜の絞り汁
生姜を使って落とすことができます。
コンタクトレンズと同様に生姜のしぼり汁を直接血液につけて、1時間ほど置いてから普通に洗濯してみてください。
生姜にも、タンパク質を分解する酵素が含まれているので、生理の血がきれいになると思います。
メイク落としシート
こちらもたんぱく質を分解するので、ズボンやスカート、さらには布団までついた生理の血もきれいに落とせます。
メイク落としは、化粧をする女性なら必ず持っているとおもいます。いい情報があったのでご紹介しますね。
ぜひ全女性に知ってもらいたいんだけど、新しく買った布団に生理の血つけちゃって半泣きになってたら母が「メイク落としシートで擦れば落ちるよ〜」って言われてやってみたら本当に消えた。
ちなみに擦った後はドライヤーで乾かしてね!!(左の◯がドライヤーで乾かす前、右の◯が乾かした後) pic.twitter.com/Didn9Rmj0S
— 白玉粉さん。 (@skinxxmm) September 15, 2019
すごくきれいに落ちたと思いませんか?
私はすごくびっくりしてます。
メイク落としシートでこすって後はドライヤーで乾かすだけなんて、これなら、布団の染みきに出さずとも、簡単に取れちゃいます。
この方法は布団に限らず、布地のソファや布地の椅子なんかにも応用出来そうですね。
メイク落としシートにはこんな使い道もあるなんて、びっくりですよね。
特に布団はなかなか丸洗いできないので、これはとても朗報です。
オキシドール液
薬局で売っているオキシドール液は、医療現場でも使っているぐらいに、簡単な血液を落とす薬品です。
原液をかけるとしゅわしゅわと泡が出て、しぼった雑巾ふき取り、泡が出なくなるまで、原液をかけます。
これは生理の血などでは、うっすら黄色くなるかもしれませんが、血液の汚れは落ちます。どちらかというと、鼻血を出したり、手をきったりした新しい血液に効果的です。
アルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)
セスキ炭酸ソーダは皮脂や垢、台所の油汚れといった酸性の汚れに特に効果を発揮します。
生理の血は人間の体から出てきたもので、酸性です。
セスキ炭酸ソーダ 1%水溶液の作り方
スプレーボトルに水道水250mlをボトルに入れる
セスキ炭酸ソーダを小さじ1/2入れ振って溶かす
そして1時間ほどつけておいてから水ですすいでください。思った以上の効果がみれるとおもいます。
重曹
重曹と水を混ぜてペースト状の生地を作ります。このペーストを血痕に塗り、乾いたらスポンジや歯ブラシでこすればOK。これでも消えない場合、粒の大きい塩を加えてさらにこすり、15分間放置しましょう。
マジックリン
時間が経ってしまった血液の染みを落とすのは大変ですが、タンパク質分解酵素が入っているマジックリンを使って落とすことができます。
汚れた部分にマジックリンをかけ、しばらく放置します。そのあと冷たい水ですすぎながらもみ洗いします。
粉末洗剤と漂白剤を混ぜたペースト
固まってしまった血液の汚れには、漂白剤と洗剤を混ぜて使うことでキレイに分解できます。
洗剤はできれば「酵素」の配合された粉末タイプがおすすめ。酵素はたんぱく質を分解する働きがあるので、血液汚れにかけるだけでぐんぐん分解してくれる力があるんですよ。
『ワイドハイター』などの液体の酸素系漂白剤
『アタック』などの粉末の洗濯洗剤
重曹スプーン(綿棒でも可)
洗面器
用意するもの
- シミの裏にタオルを敷く
- 洗浄液を作る
『ワイドハイター』と粉末洗剤を1:1で混ぜて洗浄液をつくる。
- シミに洗浄液をかけて放置する
つくった洗浄液をシミの上にのせると反応して泡立つ。適宜足しながら10分ほど待つ。
- 洗濯する
洗濯表示にしたがって洗濯機で1度洗う。シミが落ちなければ次に。
- 洗面器でつけ置きする
ワイドハイターと重曹を1:1で混ぜてぬるま湯で溶き、これに1時間ほどつけ置きする
- 洗濯する
再度洗濯すればキレイに。
理用洗剤(サラサーティーなど)
私が使った感じでは、布団や服にはちょっと難しいけど、下着ならバッチリです
でも洗剤には変わりないので、仕上げには、この生理用洗剤を使用して、水洗いをするのも効果的だろうと思います。
以上のやり方は、めんどくさい染み抜き方法や、歯ブラシを使ってのタオルにトントンして血液をうつすようなやり方ではないですが、効果的なのは確かです。
生理の血を落とすならここに注意!
なるべく早く処理をする
新しい出血ほど染み抜きが楽になるように、古い血液の塊のである生理の血は、そのままにしておくと、落ちにくくなります。
出来るだけ早くに上記の方法や、染み抜き方法で血液を除去してあげてください。
お湯は絶対につかわない
血液は古くても、新しくても、タンパク質からできてます。
タンパク質は熱によって硬化しやすい為、除去した後なら良いのですが、除去最中でお湯で温めたものでふき取ったりしないでください。
とくに乾燥機やアイロンをかけてしまった後では、ほとんど取れないです。
最後の洗濯の仕上げも、決してお湯で洗濯をしないで、水洗いしましょう。
洗濯後の仕上がりに差がついてしまいます。
汚れが落ちやすいサニタリーショーツとは
普通の下着ではまず落ちにくいですが、サニタリーショーツも併用して使えば、「あっ」と思った出血も、落ちやすくなります。
また今では、ナプキンも、タンポンもいらないサニタリーショーツもあります。
使用後はすぐに水洗いして干すだけ。経血を洗い流した後は洗濯機の使用も可能なので、特にめんどうなことはありません。
まとめ
まさかのコンタクトレンズの洗浄液や、メイク落としシートで布団や下着の生理の血の汚れが落ちるとはおもいもしませんでした。
市販で販売されているのは、サラサーティランジェリー用洗剤あたりが手に入りやすいとおもいますが、薬局ではオキシドール、コンタクトレンズの洗浄液、メイク落としシートも手に入ります。
価格もそれほど高くないとおもいますので、今まで洗濯に失敗して捨てるしかなかった、下着も、これからは長く使える下着になりますね。
お布団を汚しても、怖くないと思えるようになり、ぐっすりと眠れます。
ぜひ参考にしてくださいね。