肌断食をすると、肌本来の力がもどるという話があります。
なぜなら、余計なスキンケアで甘やかされた肌が、本来の力を目覚めさせるからで、私も数年前から、その肌断食をしています。
今まではストレスができると、とくに顎あたりに、吹き出物ができたり、おでこに吹き出物ができたりして、また脂性肌だったので、化粧をしていても、帰る頃にはすでに顔が脂まみれでした。
自分の肌がどれだけ甘やかしてきたのか、ある日水洗顔だけにしてみました。
すると、私の場合は一年近くで、べたべたしていた肌がきれいな保湿された肌へと変わってゆきました。
これには非常に驚きでした。
そこでこの方法は、肌断食には高いスキンケア用品を買わずとも、簡単なケアでも美肌になれるんじゃないか?と思いじっくり肌断食の事を調べてみましたので、その方法をご紹介しますね。
「完全な肌断食」と「プチ断食」があります。お試しでもいいのでやってみたいという方は まずはプチ断食から始めるといいと思いますよ。
Contents
肌断食の正しいやり方
本格的な肌断食の方法
本格的な肌断食は水洗いだけになります。
ですが、今まで、フルコースでスキンケアをしてきたのに、いきなり「水」だけで洗顔すると、肌が驚いて、肌荒れをしてしまう可能性があります。
徐々にスキンケアを減らしてゆく方法がいいと思います。
まずはクレンジングを止める。次は美容液をやめる。最終的には水洗顔だけにしてゆくという方法が取れます。
私の場合は最初が油っぽかったのですが、水洗顔で本来の肌の保湿と油分がちゃんと出てくれるようになり、乾燥肌でもなくオイリーな肌でもなく、保湿がされた肌となりました。
化粧しなくても「肌が綺麗」といわれるようになりました。
朝や晩水洗いだけでも、皮膚の汚れは落ちますので問題はありません。
個人差がありますが、もともと化粧をしない方だったので、半年程で安定した吹き出物のない顔が出来上がりました。
週末だけのプチ断食
週末だけのプチ断食です。金曜日の夜から初めてみてはどうでしょうか?
肌に優しいジェルタイプのクレンジグと無添加石鹸を用意してください。
金曜日の夜にはクレンジングをした後に、無添加石鹸で洗顔をしましょう。あくまでも肌には優しくしてあげてください。
土曜日・日曜日は、朝晩無添加石鹸での洗顔のみで、スキンケアもメイクもしません。
月曜日にはいつものスキンケアとメイクをしてみましょう。
効果は本格的な断食に比べて、結果がでるのが遅いですが、不安な場合は、ここから徐々に、使い物を減らしてみてはどうでしょうか?
夜だけのプチ断食
夜は無添加石鹸の洗顔だけして、その他のスキンケアをやめてしまうということです。
ここでポイントはクレンジングをせずに、無添加石鹸を使うことです。
なので、日中のメイクは薄くして、石鹸で落とせる程度にする、または石鹸で落とせるものを選びましょう。
効果は、週末だけのプチ断食よりは効果が得られやすいと思います。
肌断食の注意点
肌断食をしたから、次の日にはすぐに美肌で絶好調な肌になるわけではありません。
皮膚の入れかえが28日周期に合わせて、それなりに時間がかかります。
最初は肌荒れがおきます
肌のダメージを乳液や美容液で補っていたので、初めのうちは、どうしても乾燥して肌荒れが起こります。
ただ少しづつ肌の方も学習して、少しづつ肌が肌断食の環境になじんでいきます。
ただ人によっては、肌の乾燥がとても強くでることがあるので、その時は、薄くワセリンをぬってください。
肌の乾燥が強いのに、何もせず我慢していると、乾燥に肌の対応が追い付かず、悪化します。
肌あれがひどくなっとといって、肌断食を挫折してしまいがちです。
もともと肌が弱い人はいきなり、スキンケアをやめて水洗顔だけをするのではなくて、一つ一つのスキンケア用品を減らすという方法がいいと思います。
そして肌荒れが収まってくると、ワセリンを塗る回数が減ります。
どうしてもまだ乾燥が続くとなると、肌断食をしている最中でもワセリンを薄く塗るのは良いですよ。
紫外線には要注意
肌断食をする時は、基本的に日焼け止めクリームをぬれません。肌が直接紫外線にあたれば、肌を黒くしたり、乾燥したり、老化を促進してしまいます。
その為、紫外線対策はいつも以上に注意してください。
日傘をつかったり、帽子をかぶったり、紫外線の強いときは外出を避けたりする。
たどうしても屋外で長時間活動しないときには、無添加で肌に優しいタイプの日焼け止めをつかうのがいいでしょうね。
赤ちゃん用の日焼け止めも良いとおもいますよ。
肌断食するメリット
強い肌をつくる
私達の肌は、環境に大きな影響をうけます。暖房が効いた部屋では乾燥気味になるし、ストレスがたまると吹き出物ができたりと、非常にデリケートで不安定になります。
本来肌はある程度の環境に順応するようにできてます。
赤ちゃんの肌がそうであるように、本来はそうあるべきだろうと思います。
美容液をつけて、化粧水をつけて、乳液をつけてと、普段から肌を過保護に扱っている事から、環境に適応できない肌へと変わっていったのです。
肌断食をすると、肌を甘やかしたりしないので、本来の力を発揮しなければなりません。
そうすることで眠っていた肌本来の力を呼び出すことになるので、環境の変化にもしっかりとした対応ができる肌となります。
きめ細かいうるおいのある肌になれる
肌断食をすると、きめ細かい赤ちゃんのような肌を作る事が可能になります。
日頃からスキンケアをしていると、どうしても肌をこすってしまいがち。
化粧水や乳液を付けるときですら、肌にすりこむときに肌をこすっているので、角質層が剥がれ落ちてしまっている状態です。それが水分を蒸発しやすくさせてます。
化粧水をいくら乗せても「乾燥しているなぁ」という感想はその原理の為だからです。
でも肌断食はクレンジングもしませんし、化粧水も乳液もつけません。
肌本来の水分量を多く含んだ、赤ちゃんのような肌になれます。
皮脂の分泌量が適量にできる
乾燥肌の人は、乳液やクリームで肌の油分を補っていりますよね?また脂性肌の人は、オイリーフリーの乳液を使っているとおもいます。
乳液はたしかに便利なものですが、肌にとっては「外から乳液がくるから、分泌しない」や「ちょっと油分が足りないからもう少し出した方がいいな」と判断してしまいます。
私の場合は後者で、脂性肌だったので、肌断食を始めたころは、顔が油っぽかったです。
あえて、なにもしないを選択すると、本来の適切な量の皮脂が分泌されるようになりますので、肌断食をすると、乾燥肌の人は克服できて、脂性の人は肌がべだべだしなくなります。
まとめ
肌断食とは、肌本来の自力での美肌を目覚めさせるスキンケアです。誰にでもできて、健康的な肌を手に入れる事ができると思います。
人によっては乾燥が強くなりますので、肌荒れが酷いときや、肌荒れがひどいときには我慢せずにワセリンを塗りましょう。ドラックストアで安く手に入ります。
そして無理せずに我慢しないように。ストレスは余計な肌荒れがひどくなりますしね。乾燥は老化を早めてしまいますので、無理せずにできる範囲で始めるといいですよ!