セックス中に何かしらはずみでコンドームが外れてしまったら、避妊に失敗したかも?と思ったことありませんか?
膣内にコンドームが残っていたり、破損していて、精液が漏れていたりする時にドキリとすると思います。
望まない妊娠をしてしまうのは女性ですし、また中絶は女性の体に負担がかかり、将来子供が産めなくなる可能性もあります。
今回は妊娠はしなかったから大丈夫だったけども、男性側の手技が未熟だったり、破損がないとはいいきれませんよね。
そこで、今回はコンドームの「避妊」について、女性も男性も安心して性交渉できるように、調べましたので、ご紹介します。
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コンドームの破損や、手技の失敗が「避妊失敗」である
コンドームを使って、それが破損や手技の失敗こそが「妊娠」の確率を高くしてしまう。妊娠散率はパールインデックス(PI)という指数で表し、100組の妊娠適齢期カップルが1年間で何組妊娠したのかを表しています。
アメリカでは平均113回セックスをするらしいのですが、このうちコンドームをしていて、妊娠したのが指数2%です。
ただし、この2%というのは100組中2組というわけではなく、回数について100組が年間で113回セックスしての2%です。
この2%は、途中で子供を望んだから妊娠したり、途中で破損してしまったから妊娠したという内容である事から、コンドームの使い方がパーフェクトの状態だと妊娠がほぼしないという事が分かります。
コンドームが外れてしまったときの妊娠率は?
こう考えると、コンドームが外れてしまった時の妊娠率はグンと上がりますよね?
精子が膣内に残っていると考えると、正直いって、妊娠するかしないかの2選択になります。
妊娠率にPI指数に当てはまらない状態です。
男性側の手技が未熟で、キチンと装着されなかったりするのが原因です。男性側の手技の未熟さが招いた原因ですね。
破けたりして精子が中に入ってしまった時の妊娠率は?
こちらはもっと高い妊娠率になりますね。膣内射精と同じです。
つけるときに夢中になって乱暴に歯できったり、あわてて包装紙で傷をつけてしまった場合があります。それに気が付かず、装着してしまった為、破損という形になると思います。
女性の排卵日や、妊娠しやすい時期と重なれば、高い指数で妊娠してしまいます。
両方ともに、言えるのは、100%妊娠はしないとは言えない、です。
むしろ高確率で妊娠すると思っていた方がいいでしょう。
正しい手法を知っていますか?
何となく使っているうちに覚えるというのは嘘です。なんとなくの内に望まない妊娠というのはあり得ます。
歯でコンドームの封を切るのは、中のコンドームを傷つける可能性があるのです。
精子をためる先端は空気を抜いてから、ゆっくりとかぶせる。
つけ方動画があるので、この動画を見てみるのも良いと思います。試してみたくなりますよ。
望まない妊娠をしないためには
避妊用ピルを飲む
理想的コンドームの使用でほぼ100%避妊できるが、安全を期して避妊用ピルも一緒に飲むことです。
避妊も兼ねて、生理の日をずらしたり、生理痛が和らいだり、吹き出物がすくなくなったりと女性側のメリットも大きいです。
彼女・自分の生理日を把握しておく
安全日というのは、女性側にとっては個人差があります。しかし予測はできるので、いつ始まったかを記録として残しておくことで、予測はできます。
生理は3月14日にスタートして、4月1日に避妊せずにセックスすると、12月25日が出産日です。
生理が予定よりこないなと思ったときには、すでに妊娠2か月となっています。
安全日や排卵日はあくまでも個人によって、違ってきますので、安易に避妊をしないというのは怖いことですよ。
コンドームなしの膣外射精は「避妊にはならない」
よく男性が好んで避妊方法でするのが、「膣内に射精しなければいい」と間違った考えがありますが、物理的に遮断しなければ、妊娠しますよ。
いわゆる我慢汁にも精子は含まれており、数こそ少ないけども、もし元気な精子だった場合は卵子に到着する力があります。
元気のよい精子は膣の中で1週間も生きているというデーターもあります。
精子は「ガード」「アタック」「受精」と3パターン行動があり、女性側の白血球から他の精子を守る「ガード役」。他の精子を排除しようとするために戦う「アタック役」、そして
受精する目的の「受精精子」があります。
もしこの正常な精子たちが、我慢汁に沢山はいっていたら?
生き延びる精子がいたら?
だから、膣外射精は避妊とはいえません。
コンドームの2枚重ね安全は大間違い
破損を恐れて、2枚重ねをしてしまうのは、さらにリスクが高いと言えます。二枚重ねをするという事は、内部のゴム同士がこすれてしまうということで、破損につながります。
一枚で十分な効果があるので、手技と正しく使う方法でセックスしましょう。
ポテチを食べた後の油分ですらコンドームは弱い
よくうるおいが足りないから、ハンドクリームなどを使ったりする人がいるかもしれません。
が、コンドームは油分に弱い劣化しやすいのです。
うるおいが足りないば場合は、ゼリーが多いコンドームを選んだり、専用の潤滑ゼリーを使用してくださいね。
緊急避妊用ピル(アフターピル)
アフターピルは万一、避妊を失敗した時の為の緊急用ピルです。女性が”やむを得ず”避妊に失敗した際に、ホルモン避妊薬を服用することで、妊娠を回避する 事が出来る方法です。
アフターピルはセックス後72時間以内に服用し、その12時間後に2回目の服用をします。アフターピルは医師による処方が必要となるので、すぐに病院へいきましょう。
ただ80%前後服用しても妊娠を回避できないケースがあります。
性病には効果があるコンドーム
物理的に遮断するので、性病やウィルスとった性交感染からはコンドームは優秀な道具です。
若い年齢層でクラジミアや淋病が蔓延している。HIVも密かに蔓延しつつあります。
性器だけじゃなくて、喉にも感染する病気があり、特にお付き合いしている前の前の彼氏や彼女の事はわかりませんよね。
感染源がいつのまにか彼女・彼氏に感染していて、自分に性病が罹患してしまったら大変なことです。
まとめ
理想的なコンドームの付け方をすれば妊娠することはほぼありませんが、コンドームはゴムでできてますので、破損や手技が間違ってしまったために、少量の精液でも膣内の出でしまった場合、避妊が失敗という事になります。
望まない妊娠があるなら、避妊用のピルを飲んだりして、女性側も防御する必要があります。
特に女性は望まない妊娠や、性病をうつされたりしたら、婦人科のお世話になります。
婦人科の門は広いので、気軽に尋ねる事ができ、相談してみてください。
特にアフターピルを処方してもらうときは、緊急性があるので、学校や仕事を休んで処方してもらう必要があると思います。