美容に良いとされているアロエ、またハンドクリームやヨーグルトにも入っていて、その使用用途は多岐にわたっています。
飾ってもインテリアして飾った場所を引き締めてくれるスタイリッシュな多肉植物です。
私の家でもアロエを観賞用として飾ってましたが、一株買えば、簡単に増やせる事をご存知でしたか?
それも簡単にできちゃいます。
普通の植物なら難しいとおもいますが実はアロエはとても丈夫。
そんな美容にも健康にも良いとされているアロエの増やし方と育て方を一挙のご紹介しますね。
この記事を機会にぜひアロエのすごさを実感して、増やして育ててみてくださいね。
アロエの増やし方は2通り
アロエには、「挿し木(さしき)」と「株分け(かぶわけ)」の2通りの繁殖方法があります。
品種によって茎を上に伸ばすものと地面から葉っぱが生えるものがあるので、それぞれにあった繁殖方法を選ぶことが大切です。
挿し木でアロエを増やす方法
挿し木とは、切り取った茎から根を生えさせ、苗として育てる増やし方です。茎を上に伸ばす品種を増やすときに行います。
アロエにダメージを与える心配が少なく、はじめて繁殖をする方でも気軽に取り組めます。
用意するもの
・清潔なハサミ
・鉢
・鉢底ネットと鉢底石
・サボテンや葉肉植物用の土
・割りばし
・支柱
方法
2~3㎝ほど茎が付いた葉を3日以上日陰でしっかりと乾かしましょう。
切り口が湿っていると、雑菌がはいって腐ってしまう事があるからです。
切り口が渇いたから下葉を落として、鉢と鉢底ネットと放ち底石を引いて、土をだいたい8割程度まで入れます。
直射日光の当たらない明るい場所に置きます。
割しを使って土に穴を掘って茎を植えたら10日~14日間ほど経過してから、霧吹きで水をやる程度にしておきます。
ここであまり水をやりすぎない事がコツです。
そのまま2カ月ほど待って、根がしっかりとはったら、4~5号の鉢に移し変えてください。
挿し木の直後はぐらついて、非常に不安定なので、支柱で倒れないように支えると良いです。
株分けをアロエを増やす方法
地面から葉っぱを生やす品種を増やすときに行うのが株分けです。もともと育てていたアロエを根ごと分割し、それぞれを鉢に植えて育てます。
切り分けた苗には根がついているので土に定着しやすく、管理も簡単なところがメリットです。
用意するもの
・清潔なハサミ
・鉢
・鉢底ネットと鉢底石
・サボテンや葉肉植物用の土
方法
一週間以上水やりをストップして、アロエの土を乾燥させます。
アロエを鉢から抜き取り、生え際近くに生えている古株を根ごと切り離します。
古株についた古い土をもんできれいに落として、新しい八の床穴に鉢底ネットと鉢底石を引いて、土を1/3まで入れておきます。
分けた子株を八の中央におき、鉢の縁から2㎝程まで土をいれ、直射日光の当たらない場所においてから、5日後に水やりをする。
もともと古株には根がついているので、はじめての水やり後は通常と同じ育て方をしても大丈夫です。
アロエを増やす時期は5月~9月
手順がわかったらすぐに数を増やしてみたくなりますが、アロエには繁殖に適した時期とそうではない時期があります。
5〜9月、特に5〜6月と9月がアロエのよく育つ時期で、数を増やすのに向いています。一方、真冬は生長がにぶり、繁殖しようとしても思い通りに育ちません。
適した時期が過ぎているようなら、翌年まで待った方が成功率が高まりますよ。
アロエの育て方は?
乾燥に強く、寒さに弱いという特徴があり、世界的には食用としての需要が高いアロエベラを栽培している地域が多いです。
日本国内では、寒さに強いキダチアロエが普及してます。国内でガーデンニング用語にアロエというと、寒さに強いキダチアロエの事を指します
特殊な手入れが不要なぐらい強い多肉植物ですが日光を好むので、一年通して日当たりの良い場所で育てるとよく育ちます。
土は水はけよいサボテンや多肉植物用のものを準備して、風邪遠しのより所の置くとなおよし乾燥に強い植物なので、多少の水やりをしなくても、問題ないぐらい丈夫。
冬は乾燥気味にして、休眠させると丈夫に育ち、冬を越せます。
ただし、食用のアロエベラの場合は寒さに弱いので、冬は室内にいれてください。
寒さに強いキダチアロエでも霜にずっとあたると枯れます。
立派に育てるためには、植え替え時期は2年に1回は土を変かえたほうがいいですね。
特に5月に秋までに株が充実して丈夫に育ちます。
気温が上がってきたころに植え替えをするといいと思います。
スキンケアにも使えるアロエ化粧品
アロエの葉肉ゼリーには、保湿作用と収れん作用がある成分が含まれています。
この作用を利用したのがアロエ化粧品です。
アロエを利用した化粧水は沢山うっていますよね。なんと自分で簡単に作る事ができます。
1 数枚のアロエの葉を用意します
2 アロエの葉のサイドにあるトゲの部分をハサミや、包丁などを使って取ってしまう
3 次におろし金で使って葉をおろしたあと、ガーゼを使ってこしたら完成
簡単でしょう?
アロエの原液を基本的には使用しますが、はじめて使う場合は、刺激が強すぎる場合があります。
特に肌が敏感肌な方は。水で薄めて使用してから、徐々に現役にするようにします。
その前のパッチテストを行っておくほうが安心ですね。
アロエで皮膚が赤くなるという方もいるので。
この化粧品は簡単に作れ、メリットが沢山ありますが、デメリットがないわけじゃないです。
アロエ化粧品のデメリットは長期保存が出来ない事。
作っても、数日間しか保存ができません。
なので、化粧品は面倒でもその都度つくりましょう。
まとめ
アロエそのものが丈夫なので、挿し木や株分けが簡単にできて化粧水にするのに必要な分だけをアロエから分けてもらえます。
美容成分だけなく、多岐にわたって色々と使える植物です。
人間にとってはとてもありがたい植物なのは間違いないですね。
お部屋飾るのもよし、葉っぱから化粧水を作るのもよしです。
いろいろな使い道があるので、増やしておいて、お友達にプレゼントしても良いとおもいますよ。