いつも飲んでいる薬をそのまま海外旅行中でも使いたいですよね。
例えば、便秘薬や、風邪薬などは、家に常備していると思います。
海外旅行中の具合が悪くなって、現地の医療機関にかかって薬を処方してもらうには、言葉が不安な時もあると思います。
そんな時には、日本から持参薬の方が安心できますね。
しかしいざ機内に持ち込もうとして、もしかしたらダメなものもあるんじゃないか?と不安になるかもしれません。
そんなあなたに、普段飲んでいる薬が海外旅行中に持っていけるかどうか、不安を軽減できるように、海外旅行中のお薬を持っていけるか、調べましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
基本的に薬は持ち込みOK! ラベルには注意を
飛行機中に薬を持ち込む事は問題ありません。機内にも薬を持ち込むことも可能です。
本人が使用する目的のものなら、持ち込みが問題ありません。
市販薬
風邪薬・便秘薬・鼻炎薬・下痢止め・頭痛薬・虫刺・解熱鎮痛剤されなどといった、薬局で買える薬は原則して持ち込みが可能ですし、私も、カバンを開いて見せてと言われたことがありません。
蚊やアブ、蜂などに刺されることもありますし、ホテルの部屋の中で蚊が飛んでいて刺されたという話も聞きます。
病院処方薬
眠剤・安定剤・高血圧の薬・目薬・コンタクトレンズなどいった薬品も持ち込みが問題ありません。
私も病院から薬をもらっていて、バッグに入れたのですが、これまたカバンを開いて見せてと言われたことがありません。
私は眠剤を飲んでいるのですが、バックを手荷物に預けるときにも開いてとか言われたこともありません。
また機内に持ち込む時も、X線で中身を見られてますが、これまた開いて見せてということがありませんでした。
カナダからオーストラリアに行った時にも、これまた薬に関しては、まったくもって、問題なく預かってもらいました。
ただし、
実際に手荷物に入れていた現地係員にこの薬はなんなのか?など質問されている人もいるのは事実です。
万が一答えられなければ別室にて通訳を通じて説明が必要にもなります。時間が取られるだけですね。

液状薬
風邪薬の液状薬がありますが、トータルして1ℓまでと定められてます。それも透明なジッパーに入れておくのが原則となります。
液状の薬はコンタクトレンズの保存液・目薬・消毒液も含まれてます。
なので、大量の保存液や洗浄液を持ち込むなら、現地調達した方がいい場合があります。
特殊な持ち込み
これはインシュリン注射の事です。例外として使用する分だけ持ち込めるます。事前にかかり人に伝えておくと、よりスムーズだと思います。
もちろん、血糖測定も持ち込み可能です。
医療用酸素を持ち込むのも問題ありませんし、医療用麻薬(鎮痛剤など)も持ち込みが可能になっています。
心配なら、ラベルを確認してメモをとっておく
薬剤のラベルに名前が記入されていないものは、薬と見なさい国もあります。
ですので、自分の飲んでいる薬の内容をメモしておくとさらに安心です
ダメな種類はあるの?
もちろん、あります。
その国においては、眠剤の一種がダメだったりすることもあり得るのです。
たとえば、アメリカの場合、日本で「第2種向精神薬」として規制されている「フルニトラゼパム錠剤」の一切の持ち込みを禁止していて、所持したまま入国して懲役刑を科せられたようなケースもあります。
事前に、調べておくとよいと思います。
厚生労働省検疫所のホームページでは、目的地別の旅行用セットの例が紹介されているので、参考にしてください。
また上に書いた医療用麻薬や向精神薬も国によっては、別途手続きが必要なことあります。
薬は分散してもってゆく
機内持ち込み用と預け入れようとで分散して持ってゆくことをお薦めしてます。
ロストバッゲージ、手荷物が行方不明になったら、旅行先で困る事があります。
夜眠れなかった為に旅行を楽しめなかったり、下痢をして、トイレから出られなかったりした場合、一か所に薬を置いておくと、無くした場合にとてもつらいです。
ですから、適量の薬を手荷物に含め、紛失リスクを分散しましょう。
どの程度持ち込めるか
総量が約1ヶ月分の処方量を超える場合や、注射剤の場合は、処方箋の写しや医師による証明書が必要となります。1ヶ月分の処方量を超えない場合、手続きは必要ありません。
長期滞在の場合、持病がある人は、現地の病院で薬をもらうか、処方箋の写しが必要なのです。
いざという時に頼れる機内にある医薬品
機内には風邪薬や鎮痛剤、カットバンなどある程度の医薬品が準備されています。
ご自身で準備されるのが一番確実ですが、もし手元に薬がなく機内で体調が悪くなった時には、CAさんに症状を伝えて薬をもらえないか聞いてみてくださいね。
まとめ
意外にも市販されていたり、病院からもらえる薬が機内に持ち込めるとはおもっていませんでしかた?
飛行機は手段であって、目的地の国がその薬を許可しているかどうかであり、心配な方は一度厚生労働省検疫所のホームページを確認した方がいいですね。
自分に合った薬を持参して、怪我や病気ない楽しい旅行にして、帰国したいものですね。