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雑記

美味しい肉を焼くなら塩が大事!場面に合わせた最高の塩を教えるよ

お肉を焼くときに、塩を使って最後は仕上げますよね?

通な人ならば、塩にもこだわりがあると思います。

毎日が牛肉を食べている訳ではなく、肉の種類には牛肉もあれば、鶏肉もあります。

その肉に同じ塩を使っていると、せっかく美味しい肉が、ありきたりの味のお肉に変化しているかもしれません。

安いお肉でも、塩加減で美味しく変化するのが、塩のすごいところ。お互いを引き立てるのに役立ち、お肉がさらにもっと美味しくなること間違いないです。

ここでは、美味しくお肉を焼くときに欠かせない塩について、どんな場面で、どんな塩を使った方がいいのかご紹介しますね。

この肉の時はこの塩だ!

塩にもいろいろあります。日本で手に入る塩は、ほとんどが輸入か、海水から取られた塩です。

岩塩とか精製塩とかいろいろあって、スーパーの並びにありますよね。
私たちにとっては、同じに見えても、肉の素材によっては、かなり違います。

牛肉の場合は岩塩がおすすめ

ステーキを焼くときに使われる牛肉には、最後にさっと粒の大き目の岩塩を使うのがいいでしょう。

残念ながら日本では岩塩は採掘されていない為、海外からの輸入に頼るしかありません。

有名な岩塩としてはパキスタンやネパールでとれるヒマラヤ産の岩塩が有名です。
そして、特殊なミルで削って使用します。

大昔の海水が、時間をかけて塩になったものだけに、その味はまろやか。水に溶けにくく、旨味があるのも特徴です。

岩塩にはいろいろな色があり、白色から、ピンク、黒っぽい紫色まであります。
色が違うなら、味も微妙に含まれる鉱物によって違ってきます。

好みの味の岩塩を使って、美味しくお肉を食べましょう。

豚肉の場合はこれ!ミネラルの多い海塩

日本で一番手に入りやすいのがこのミネラルの多い海塩ではないでしょうか。

海水を干したり煮詰めたりして作られるので、ミネラルやマグネシウムが豊富に含まれています。

塩化ナトリウムが約80%、その他の部分はミネラル成分でできているので、塩気の中にもまろやかさがあります。

豚肉そものもにもうま味成分があるので、ちょうどいい塩梅で、塩とマッチングしてくれます。

粒子が細かいので微妙な量の加減ができることが非常に使いやすい塩ですね。

鶏肉の場合は、辛い天日塩

海塩は煮詰めて塩をつくりますが、この辛い天日塩は塩田でつくられてます。

水分量の多い鶏肉は、水分を出してあげるために辛めの塩を振ったり、塩水に漬け込んでおくなどの下処理に使用したいですね。

この辛い天日塩で有名なのが、フランスの塩であるゲランドの塩です。

この塩は100%自然の力でつくられており、太陽や風といった自然の力だけで塩が精製されており、日本はこの天日塩を輸入して、いったん溶かして塩化ナトリウムが99%の塩をつくってます。

辛い塩というぐらいのなので、塩分濃度が通常海水が3.5%に対して、この塩は28%です。

かなり塩辛いというのが数字でもわかると思います。

塩の量はどのぐらい使えばいいの?

牛でも豚でも鶏肉でも、使う塩の量は変わりません。

100gに対して、塩は0.9~1.3gです

0.9~1.3gというのは、素材のうま味成分に左右されます。

うま味物質として知られているものにグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸などが挙げられます。 グルタミン酸はたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸の中の一つ。
日本うま味調味料協会より

高い肉はこのうま味成分が多く入っているので、美味しい。
逆にまずい肉はうまみ成分が少なくて、美味しくない。安い肉がイコールまずい肉という理由ではありません。

うま味成分は牛、豚、鶏肉にも入っていますので、それをどう引き出すのかが塩の役割だろうと思います。

どこで買えばいいの?

岩塩や、海塩は探せばスーパーや輸入雑貨店にあります。
ヒマラヤ産の岩塩は、普通にイオンのスーパーにもミル付きで売っています。

では、それ以外の質のよい天日塩はなかなか手にはいらないと思いますが、インターネットが普及した今では簡単にネット注文ができます。

など、アマゾンや楽天でも沢山売ってますので、ネット通販するのがいいと思います。

コストコにも売っていますので、探してみるのも楽しいですよ。

美味しく食べたいなら、それに合った塩を選びたいですね。

コショウと交じり合ったものを使用してる?

コショウはスパイスですが、塩は味噌・塩・醤油といった、料理の「さしすせそ」の中の一つです。

同じ分量をいれても、ベストの分量になるとは限りません。

コショウの方が分量が多かったり、また塩が不足して追加してしまう事があります。
お肉を焼くときは、塩とコショウは分けた方がいいでしょう。

まとめ

塩といってもいろいろありますよね。岩塩・海塩それと天日塩です。

鶏肉、豚肉、牛肉の順に塩の辛さに変化をつけて、これらの塩の使い分けができたら料理上級者ですよ。

塩使いになって、美味しい肉料理を作ってほしい。これで家族の笑顔がみれるなら、安いものだろと思います。

ABOUT ME
東雲
新しものが大好きな猫好きな人です。日々猫のために仕事をこなしています。