お友達と一緒に食事や、軽食をとるときに、あれも食べたいこれも食べたいけど、と言って友人や彼氏の食事から「一口ちょうだい」をする人を見かけます。
沢山の友達とパーティで大皿できた場合は、シェアするのはいいのですが、もし一人分を注文したときに、これを言われたら、私は嫌です。
特に女性同士の数名で食事をしていたり、アイスクリームを食べている時に、自分から「食べてもいいよ」という前に「それ一口ちょうだい」はあまり好まれる傾向ではないようです。
うまく断る事ができない人が大半だろうとおもいます。
それはなぜか?
ダメだよというと、相手に「ケチ」とか思われたり、面向かって「ケチくさいね」といわれるが非常に嫌な思いをするからでしょう。
そんなあなたに、うまく「一口ちょうだい」を回避して、さらに撃退する方法をご紹介しちゃいますね。
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一口ちょうだいをするの誰だ?
自分の分は一人前しかないので、それでお腹が満たされますが、決して自分から、「一口ちょうだい」はしません。
むしろ、食べたかったら、自分でもう一個注文してたべればいいじゃないかと思うタイプだからです。
でも一口ちょうだいをする人は、自分がされても嫌な思いをしてこなかったんですよね。
自分がされても嫌な思いをしていないのだから、相手もそうだろうと思ってしまうのが、一口ちょうだいの人です。
また理由の一つとして美味しいものは共有して共感したいと感じてからです。
女性は共感する生き物でもある所以でしょうか。
男性同士で食事をするときは大皿できたサラダをシェアしても、自分の食べ物を「それ美味そうだから、一口くれ」とはあまり聞いたことがありません。
女性が圧倒的に多いです。どのぐらい多いかというと、女性セブンが30~70代の女性200人にアンケートを行ったところ、他人からの「一口ちょうだい」に「イラっ」とするという人は26%だったそうです。
アンケートが女性だけだったので、この中には男性は入ってません。
男性が入れば、もう少し数が増えると思います。
お菓子などもそうなのですが、例えば、二つしか入っていない雪見大福を「一口ちょうだい」と言われると、一つは自分で食べ、もう一つは相手に渡ってしまいます。
まさか食べかけを渡すわけにもいかないから、どうしてもそうなるのです。
なんとなく損した気分になりませんか?抵抗を感じる人が多いと思います。だって嫌だったからですね。
一番イラっとするの相手は「友人」「彼氏彼女」「家族」「子供」という順番になっています。
一番嫌がられるのは口つけたものをシェアすること
クレープやお皿に乗ってきたものを途中まで食べて、「私のも食べてもいいよ」とシェアを強要し、またその逆もしかりです。
間接的とはいえ、それはさすがに友人同士ではありえませんし、彼氏彼女でもあり得ません。
やる人はやります。平気なんでしょうね。私は嫌です。
衛生的に問題があるし、恋人でも、家族でも食べかけを渡されるのは、失礼に当たるのだろうと思うからです。
祖母が噛んだ固い食べ物を柔らかくして、孫に食べさせていたら、まだ歯が生えそろってないにも関わらず、虫歯になったというケースがあります。
それだけ、口腔内には雑菌が繁殖しているということなんです。
雑菌を貰うのは避けたいし、嫌だと思う人の根本的な考えの幹になっています。
相手によっては、ストレートに断るのもあり
いままで自分がNOと言えなかったので、相手は「あ、この人は一口ちょうだい」が大丈夫な人で、美味しいものをシェアし合う事ができると認識してます。
価値観の違いを無視して、友人だからという自分と同じ価値観を押し付けてます。
そういう人は大抵「私のも食べていいから」というのが当たり前に言います。
優柔不断であれこれ迷ったあげく、あなたの食事もみて、食べてみたい、美味しそうだと思っているから「シェアはOKだよね?」と暗黙の了解を取っているかもしれません。
ねだられる前に「一口ちょうだいはナシね」と宣言しましょう。
先手必勝というやつですね。確かに、言われる前に「ナシ」と言っておけば、相手へ与えるダメージもありません。
もしも、それで「えーどうして?なんで?」と言われたら、そのまま自分はこれが好物だから、全部食べたいのと答えればOKです。
「ケチくさい」とか「ケチだね」と言われたら、あなたの友人の中で、あなたの価値は、その程度のものだけです。価値観は関係なく、都合のいいだけの友人なのでしょう。
「私のも食べてもいいから、一口ちょうだい」が発生すると思います。食い下がらない、強欲な友人も中にはいます。
もうここまで来たら、食の強欲さは人一倍なので、
「あげないよ、もう一つ頼めばいいじゃない」とスッパリと断らないと、理解はされません。
言えないと思う人はこう回避する
先手が打てない、やっぱり言えないという人は、回避する方いいでしょう。
よく「一口ちょうだい」をやる人は、口をつけた部分から、遠いところを狙ってほしがります。
アイスクリームがわかりやすいと思います。
上の方が食べてると、下のほうを「一口ちょうだい」といってすくっていきます。
食べるときに、咳を少しして、「風邪気味」を演出してもいいでしょう。
すると「風邪がうつるといけないから、やめた方がいいよ」を言うのも効果的です。
食べ物に咳がかかってしまったのを自演するのです。
さすがに、咳がとんだ食べ物を欲しがる人はいません。
もし欲しがるなら、よほどの強欲な人なのでしょうね。逆に、自分のたべているものを、そのままプレゼントしたいぐらいです。
海外ではどうだろうか。一口ちょうだいはあるの?
私は結構海外旅行したり、海外に住んでましたので、その経験を紹介しますね。
アジア
中国系が多い為、大皿で料理が運ばれます。それを家族がシェアして、食べる事が、家族団らんの一つとなっていると思います。
しかし、みな自分の取り皿にいれて食べたのもを横の人には渡しません。
ただ、子供に関しては、例外で、食べきれないものは親が食べていましたね。
また、一つのものを分け合うというのは見かけたので、食べかけではなく、切ってシェアしてました。
カナダ
1人1人に食事が運ばれてきましたので、一口ちょうだいという人は友人たちの中にはいませんでした。
ただホームパーティでサラダが出たときは、シェアしてましたよ。
基本一人前が出されて、足りない分は追加注文してました。
だから「一口ちょうだい」はありませんでした。
ドイツ
こちらも、自分の食べるものは自分の物といった感じでしたね。
そもそも運ばれてくる食事量が多かったのです。
一緒に食事をしていたバスの運転手さんが「ここのアップルパイ」は美味しいよといっても、自分の皿からそれをシェアすることはありませんでした。
イギリス
アフタヌーンティーの習慣があるので、一口大のケーキが何個も運ばれてくるので、そのケーキのシェアはあり得ますが、自分が口を付けたものを、相手に渡すということはないです。
イギリスでも、食べかけたものを分けるという風習はありませんでした。
まとめ
食に強欲な人は、なにせ「一口ちょうだい」を相手の気持ちを理解できません。
相手が自分と同じ考えだろうと思考してしまうからです。
また、初めからNOと言えなかった人も、これを機会に、個人で購入した食べ物を分け合うのが嫌と思うなら、初めから断りをいれるのもいいでしょう。
相手がどれだけ自分の考えを尊重してくれるかのバロメーターになります。
ぜひとも、実践してみてくださいね。