先週の9月13日から16日まで、台湾に旅行に行ってました。
とても楽しい思い出旅行となりました。
準備中にパスポートの有効期限を見ると、来年失効するのがわかりました。来年の夏には、再度申請しなおさなければいけません。
実際旅行にいくと、海外と日本のパスポートで違うじゃないですか?
そのカラフルな色に私は釘付けでした。
日本はシンプルな、私が使っているのは10年期間のパスポートだったのですが、世界中には、おしゃれなパスポートもあるものだなぁと思います。
では日本にもおしゃれなパスポートや特別なパスポートがあるのだろうか?とふと思い、調べてみることにしました。
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日本のパスポートの色の種類と違い
日本では6種類のパスポートがあります。
赤・紺・緑・濃茶・茶・白の6種類です。
パスポートの色の違いは何でしょう🐥❓ pic.twitter.com/W084hUeFa7
— haruhi💋💉 (@kasugachaaan) October 9, 2018
赤色(一般旅券/10年)
10年有効の一般旅行券となってます。ただし、未成年には発行されません。
手数料が5年有効より、安くなってます。申請費用は16,000円。1年あたりのコストは紺色のパスポートよりも割安になっています。
ついつい、期限を忘れがちになってしまうのですが、10年間あれば、どこにでもいけるので、次再申請するときは、また10年パスポートにしようと思います。
パスポートには、出国と入国を日本の他の国でスタンプが押さされます。
頻繁に海外に行っている人などは、スタンプを押すところが無くなってしまって、ページを追加する事もあります。
しかし、追加できるのは一回しか出来ないので、ツアーコンダクターやガイドの方は、あえて5年のものを選んでいる人もいます。
紺色(一般旅券/5年)
5年間有効の一般旅行券となってます。未成年者でも所得可能となってます。
0歳から5歳まではあっという間です。紺色のパスポート申請費用は11000円です。
ただし12歳未満の場合は、6000円の減額ができるので、小さいお子さんがいる方は、早めにとっておいてもいいかもしれませんね。
12歳になったら、普通の11000円の申請費用がかかります。
緑色(公用旅券)
あまり見かけませんね。この緑色。まずは「公用旅券」にあたる緑色のパスポートだということです。
どんな事が公用旅券になるのか?というと、国会議員や特別職国家公務員、公的機関の職員、文化庁の認める在外研究員などが国外へ行く機会がある人があたります。
加えて、日本国政のODAの一環として派遣される青年海外協力隊の隊員や、アジアで日本語や日本文化を紹介する活動を行っている「日本語パートナーズ」のパートナーズなどにも公用旅券が発行されています。
もしも緑色のパスポートが欲しい場合は、日本文化を紹介する活動を始めてみたりするのもいいかもしれません。
濃茶色(外交旅券)
ほとんどお目にかかれないめったに見る事がない、旅券ですね。
この濃茶色の旅券は、外交旅券に区分されるものです。
皇族や内閣総理大臣や衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官や外交官などが公務で海外渡航する際に使用するものです。
券面には「DIPLOMATIC PASSPORT」と表記されています。
特権としては外交旅券は荷物の検閲、税金の免除、不逮捕特権などの外交特権も。
ただ事前に渡航先のビザを取得しなければならないそうです。
茶色(緊急旅券)
この茶色は緊急時に発行されるパスポートです有効期限は1年です。
例えば「海外旅行中に盗難や紛失で無くなってしまった」「海外在住中にうっかり有効期限が切れてしまった」など、緊急時に発行されるものです
など、緊急時に発行されるものです。
当然ですが、通常のパスポートのつなぎとして役割があるので期間も短いです。
大使館や領事館でパスポートを再発行してもらうのが当然ですが、あまり見たくはないパスポートですよね。
一般旅券と同様に利用できますがICチップは入っていません。
英語でEMERGENCY PASSPORT(エマージェンシー パスポート)と書かれています。
白(緊急帰国)
これは緊急帰国の時だけのパスポートですね。
有効期間が数日と限られており、上のエマージェンシーとは違い、その他の国を回ったりすることができません。
紛失して帰国の時に利用する為だけですが、紛失届や本人確認書類などが必要なりますので、できるだけお目にかかりたくないものですね。
海外のパスポートはどんなもの?
国によってはかなりおしゃれなパスポートもありますので、ここですこし紹介したいとおもいます。
スイス
おしゃれです。赤字に白の十字架マークがスイスらしい、スタイリッシュな感じがいいですね。国旗を表しているところも素敵です。
スイスは公用語が沢山あるため、5か国語でスイスのパスポートですと白字でかかれます。
表紙はシンプルですが、内部はとてもカラフル。
バチカン市国
バチカンのパスポート情報少なすぎるような… pic.twitter.com/ehjg9020y9
— Denryu (@denryu_jp) May 12, 2017
バチカン市民のほとんどがイタリアに住んでいるので、一般の人には配られないレアな代物ですね。
黒い表紙にエンブレムとシンプルかつ、それが逆にレア感を増しているように思われます。
ちなみにエンブレムは天国の鍵と教皇冠に翼を持ったライオンです。かっこいいですね。
香港
やや複雑な事情を抱えているのが香港です。
もともとイギリス領だったですが、返還と同時に中国領になりましたが、
それに合わせて、パスポートも二つ発行されるようになりました。
1つは青色の「香港特別行政区(HKSAR)旅券」。
もう1つは赤色の「英国海外市民(BNO)旅券」です。
青いパスポートは中国国籍になるので、海外でトラブルがあった場合は、中国の大使館が対応しますが、赤いパスポートの場合は海外在住イギリス市民ということなります。
赤いパスポートには、表紙にイギリス国章が描かれます。
だからといって、赤いパスポートを持っている人が、そのまま無条件でイギリスに入植できるわけはなく、保障内容もイギリス国民とは異なります。
香港の人はこの二つのパスポートを持っている人が多いといわれてます。
まとめ
日本で一般旅券を二種選べる方が稀な気がしてきませんか?
実際その通りで、日本の国が10年や5年といった有効期限を設けているのも頷けます。
10年パスポートができてから、私はすぐに切り替えたので、ずっと10年間パスポートでした。
しかし、こんなにも色があるなんて思ってもみませんでした。
6色ですよ。赤・紺・茶・緑・濃茶・白なんてあるとは思ってみませんでした。
また海外のおしゃれなパスポートをみても結構たのしいものですね。
ですが、海外でのパスポートは命の次に大事な物なので、絶対なくさないようにしてくださいね。
それではよい旅をしましょう。