私のとろこに愛猫が3匹いましたが、9月21日、仕事から帰宅すると、すでに高齢の老猫が一匹亡くなっていました。
ここ半年で体重も落ちて、足腰もふらつき何とかご飯は食べていた状態で、年齢も15歳を過ぎていたので、いつ逝ってもおかしくない状況だなと思っていたのです。
しかし、仕事が終わって帰宅するといつも足取りはおぼつかないが、鳴き声でお迎えしていた子が横たわっていました。もうすでに心拍停止状態で筋肉硬直しておりました。
猫を送ったのはこの子で三匹目です。
愛猫が死亡した時はどうのようにしたかを、ここでご紹介します。
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猫の寿命を知ろう
猫の寿命は平均して14歳~15歳です。これは地元の獣医師から確認したので、間違いないと思います。しいて言えば、ミックスの方が長生きしやすいようだとの事です。
加えて、外猫よりも完全室内飼いの方が長生きするとのことです。
私の愛猫の場合は寿命を全うして逝った子がこの老猫だったので、平均的だったとおもいます。
その前の亡くなった子は心臓の病気を患っていたので、あっけなく一年ももたずにして、6歳という若さで亡くなりました。
そう考えると今回亡くなった子は平均寿命だったので、天寿だったろうと思います。
よく猫は死期を悟ると一人になりたがるというのは、あながち間違っていないと思います。
亡くなった子はなぜか、一人で風呂場にいることが多くなったので、もしかして…という予感もありました。
これは猫が他の猫に襲われないためや、じっとして体力を温存していると思われます。
実際、私のところは、お迎えとごはんの時だけ出てきて、後は、床に寝そべっている事が多かったです。
「死期が近いんだな」と私も感じてました。
そうこうしているうちに、愛猫が無くなったので、私は次の事をしました。
亡くなった時用意するもの
愛猫の体を入れる段ボール
段ボールにペットシートを敷いて、その上に硬直が来てしまった猫をそっと入れます。
私は、その他に食べ物に困らないように、ごはんやおやつを入れました。
加えて、飾るように花を入れてます。
動物は虹の橋を渡ってこちらへ来て、そして再び虹の橋を渡って帰ると逸話もありますので、道中のおやつとごはんを用意しました。ちゃんと他の子と区別できるように花も持たせました。
ペットシートの代わりにバスタオルでもよいですし、普段使いのクッションでもよいと思います。
埋葬または火葬するまでに、時間がかかるようなら、低温のところに保存しておくのがいいと思います。
死後硬直は死亡してから30分から2時間で始まるので、その間もしかしたら、段ボールに収まらないかもしれません。
無理に収めようとしない方がいいでしょう。骨折させる原因にもなります。
火葬か埋葬か?
埋葬の場合
お庭があるなら、そこにそのまま埋葬しても良いとおもいます。
ただし、深めに掘らないと雨などで土砂が崩れたりしたり、野生動物に掘られてしまう可能があるので、深く埋めるのがコツだとおもいます。
以前、飼っていたウサギが無くなった時は上の段ボールにいれて埋葬した経緯がありました。
自分の家の土地内であれば、問題ないとおもいます。
埋葬の良い点は、火葬では燃やすことが出来ないものも一緒に埋葬できるということです。
・費用がかからない
・すぐに埋葬ができる
・いつでもそばで手を合わせることができる
・引っ越ししたときには遺体はそのままになってしまう
・骨化するまでに時間がかかる
・野生動物に荒らされる可能性があるここにテキストを入力
以上埋葬の時のメリットとデメリットです
火葬の場合
行政に猫の遺体の引取りまたは、火葬を依頼する
3000円程度ですが、愛猫は供養の対象ではなく「ゴミの処理」となってしまいますので、大事な愛猫をそんな扱いにはできません。なので最もおすすめできません。
移動ペット火葬業者に猫の火葬を依頼する
私がもっとも利用しているのが、この移動ペット火葬業者です。
二匹ともに、このペット移動火葬業者を利用して、火葬してもらい、いまでもお骨が家の中にあります。
そろそろ遺骨をどうするか考えねばならないのですが、私の場合は同じ移動ペット火葬業者に決めていますので、丁寧に焼いてくれます。
そして自宅の入り口で自分でお骨を拾って骨壺にいれました。
すると、歯があったり、体格が大きかったりと、意外とこの子が大きかったとか、小さかったとかがわかります。
もしマンションやアパート住まいなら、この手の移動火葬業者にお願いするのもいいと思います。
料金は猫の場合は体重で決まるので、業者にあらかじめ確認してからの方が安全だろうとおもいます。
私の場合は1万2000円でおつりが来ました。
丁寧な業者だったので、遺骨も横になったままのきれいにそろえてくれており、満足しました。
ただ、法的規制がないので、悪徳業者もいないわけではありません。
見極めが大事だろうとおもいます。
メリット
・自宅まで迎えにきてくれる
・時間の融通が利くため、準備の時間が取れる
・業者によってはお寺まで遺骨を運んでくれたりします
デメリット
・法的な規制がほとんどないため、ごく一部悪質な事業者が入ってしまうこともあります。
・口コミもいろいろあるので、見極めで電話を何度もかけなればならない。
ペット霊園で猫を火葬・供養する
ペット専用の霊園で火葬と供養をする場所です。
私は利用したことがありません。なぜなら、お金がかかりすぎるからです。
出向いて供養をしないといけないなら、家の中にお仏壇を作って、猫たちの写真を飾る方がいいと考えるからです。
ですが、考え方は人それぞれ、ペット霊園の方が安心するという方もいます。
大切な家族を亡くしたとなれば、霊園で供養をしたいとおもうのが当然だろうとおもいます。
メリット
・ペット霊園は地域に根差して運営しているので、実際に現地でペット葬儀を行った人からの評判が入手しやすいし、実際に見に行ける
・ペット専用火葬炉を備えているので猫の遺骨を綺麗に遺すことができる
・家族全員で心行くまでお別れをした後に火葬することができる
・火葬後の猫のご遺骨は家族でお骨上げをすることができる
デメリット
・他の方法よりも数千円から数万円の値段が高く、維持費も割り高になってしまう。
家族を亡くして、その後のペットロスに悩む人が多い中、しっかりとした供養が自分自分の心のケアにつながるとおもいます。
まとめ
急な愛猫の死は受けがたいとおもいますが、まずは、遺骨を埋葬するのか火葬するのかによっては違います。
まずは確認事項としては4つ
・自身で猫の死亡を確認するときは「呼吸」「心拍」「対光反射」の3点は必ず確認
・猫を安置するときはペットシーツ等を敷いた箱に寝かせて脇・お腹を中心に冷やす。必要に応じてガーゼなどで体液の流出を防ぐ
・それぞれのメリットとデメリットを考えた上で猫の供養の方法、場所を決める
・供養することは家族の心のケアにつながる
いかがですか?まずはしっかりと家族と話し合い、どのような形が良いか、猫にとって最後の幸せを考えてあげてほしいです。
また家族の心のケアも大事なので、よく話し合ってくださいね。