猫が普段より鳴くのは、どうしてか?
そう考えたことありませんか?
猫が鳴くのは人間に対して欲求があるときだけです。
遊んでほしいとき、かまってほしいとき、甘えたいときなど、人間が鳴くとアクションを起こすということを理解しているからです。
外猫たちは不用意に鳴くことはしません。
なぜなら外敵に自分の場所をしらせることを好まないからです。
また特に排泄中は無防備になるので、とくに緊張をしているようです。
猫の老化。
これは避けられない状態です。
家猫は寿命が長くなってきているので、家ねこでも、老化現象が起きているのは事実です。
また、シニアになればなるほど病気も増えているので、もし気になることがあればかかりつけの病院に行くことをお勧めします。
猫が鳴くのは気になることがあるときです。
声色をかえていろいろと人間に対して要求してきます。
もちろん、怒ったりしているわけではないのですが、欲求があるから鳴くのであって、また個体差もあります。
鳴くのが少ない子だったり、多い子だったり。
さまざまですか、長く猫を飼っていると、だいたいの要求はわかるとおもいます。
猫が鳴くときの状況
何かしてほしいとき
これが一番の要求です。ご飯だったり、かまってほしいときだったり、トイレが汚いと訴えてきたり、
はては、飼い主の態度であったりすることもあります。
おいおい、飼い主の態度って…
そうです、鳴いてるのに無反応だったり、かまってくれなかったりして、普段の行動と違うと猫は不満を持ちます。
生活環境が変わっていないのに、鳴き続けるのは、たいていは飼い主への不満度が高い場合がほとんどだったりします。
うちのシニアの猫は、若いころはとにかくマイペースでしたが、年をとると私の対応に文句をつけ、若い新入りにも場所を譲れと鳴き(ただし、私にどかせろという)
おやつをあげて満足して寝ます。
寝る場所は三か所決まってるはずなのですが、一番のお気に入りはなぜは私の枕。
毛布ではなく枕。
そこは私のにおいが・・・と思いますが、そこがイイみたいです。
鳴かなくなったらそれは別の信号
猫は普段は鳴きません。じゃれて機嫌が悪くなったり、いやなことをされたりするとシャーと威嚇音をならしますが、基本鳴きません。
が、甘んぼうの黒猫は、はっするすると、犬のようにあうん、あうんと鳴きます。
興奮している状態ですね。
特にひざの上に乗ってきて、あうんあうんと催促してきます。なでろと。
しかし、いきなり鳴くことがなくなったら、それはそれで「体調不良」を考えます。
猫がいきなり大声で泣き始めたら
それは何かの信号だとおもってもいいと思います。
食欲が大量に出てきたり、
大きな声で鳴く
などは甲状腺機能亢進症(人間でいうバセドウ病)の可能性もあります。
以前にかいた猫に多い疾患の中には入っていませんが、猫の高齢に多くみられます。
ホルモンが異常にでている状態ですので、血液検査でわかります。
興奮状態も引き起こして、大声で鳴くことがあります。
特に10歳以上の高齢の猫の行動は要観察です。
人間の看護師をやってる私ですら、早期発見が難しいです。
いつも鳴いている子が満足して鳴きやんだら、ん?と判断がわかりませんので、すぐにもで病院へつれていきます。
もしかしたら、認知症かもしれない
もちろん、猫の認知症も報告されています。
大きな声で鳴くようになった
食事量が増えた
飼い主に無反応になった
トイレの失敗が多くなった
同じところをぐるぐる動くようになった
上のことが当てはまりせんか?
まとめ
猫が鳴くのは飼い主への不満や、要求以外にも、認知症によるものも可能性がでてきてますので、
遅らせることはできるため、早めに動物病院へ受診して対応をしたほうがいいと思われます。
ちなみにうちの猫がつかってるのは爪とぎもかねてのちぐら
夏は涼しく、冬は暖かい