こんにちは、北海道生まれの、北海道育ちです。
なにせ、北海道はうまいものだらけといいますか、飲み物も結構いろいろな物が売ってます。
他県では売っていないものも結構あります。
たとば乳製品が豊富な北海道なら、ヤクルトよりもやはり「ソフトカツゲン」の方がどうしても親しみがわくのは北海道民ならではの感覚なのでしょうね。
そこで、そのソフトカツゲンにまつわるあれこれとおいしさをご紹介。
せひ北海道に来たら、たいていは牛乳と同じ列にこのカツゲンがおいてますので、ホテルに持ち帰って、1ℓを思いっきり飲むのがおすすめです。
ヤクルトと違って、さわやかな酸味と喉ごしすっきりな乳製品となってます。
お試しくださいね。
美味しいだけじゃない魅力を、カロリーなど細かい点を合わせてご紹介しますね。
カツゲンは道民のソウルドリンク!
小さい頃から、夏でも冬でも飲み続けるソウルドリンク!それがカツゲン。
スーパーやコンビニではあちこちに売られてますが、なんと、これが北海道限定品だってことは10年前ほどに知りました。
たしかに東京では売ってませんよね。
発売から60周年を迎えたカツゲンですが、私が小さいころは、ヤクルトは高級品で、いつかコップにたっぷり注いで、一気に飲んでみたいなぁと思うことが多々ありましたが、いつもカツゲンです。
意外とカツゲンの方がさっぱりした味がするんですよね。
喉にイガイガこないというか、ヤクルト特有の喉にへばりつく感じがないのが特徴です。
そしてほどよい甘味。甘味が強くないのがいいのですよ。
ではカツゲンはどんなパッケージがご紹介。
飲むヨーグルト系でもなく、赤いヤクルト系でもなく、青いこのパッケージが目印。
ご丁寧に「北海道限定」とまで書かれてます。
これが本当に美味しいの。
北海道の夏のさわやかさをイメージしつつ、お腹のことも考えてる乳製品。
道民が愛してやまないほど、帰省した時に飲むと「ああ、帰ってきたんだ」と実感するほどです。
サイズも選べ値段もお得
おひとり様でも家族全員でも、使用用途に合わせたカツゲン。
500mlと1000mlの両方がそろってます。
コンビニでは500の方が多いと思いますが、スーパーでは1000mlのお徳用がなんと、牛乳棚の隣にだいたい陳列されてます。
値段は特売日があれば98円なんて日もありますよ。
やはり道民に愛されている身近な飲み物ゆえに、安売りも半端なく安くて手に入る。
若干コンビニの方が高めに設定されているのはしょうがないとしても、これだけ、お財布にやさしいカツゲンを道民が買わずにいられるでしょうか?
成分を見てみよう
カツゲンは乳製品にはいりますので、当然ですが、カロリーは多めですね。
コップ1杯200mlので108kcalですので、1000mlだと540kcalはあることになりますね。
ただし脂質が0というのがすばらしい。カルシウムも34㎎入ってます。
これをヤクルトと比較してみると、
ヤクルト公式HPより
NEWヤクルトの場合 内容量65ml
カロリー | 50kcal |
---|---|
たんぱく質 | 0.8g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 11.5g |
食塩相当 | 0~0.1g |
もしヤクルトでカルシュムを補いたい場合は、ジョアを飲まなければなりません。
ジョアの成分では125mlで
カロリー | 96kcal |
---|---|
タンパク質 | 5.8g |
カルシウム | 220mg |
炭水化物 | 15.6g |
脂質 | 1.1g |
ソフトカツゲンはこの二つの良いところを合わせたたもの。
小さなお子さんにもカルシウムを補いたい場合でも飲める飲み物なのです。
女性にうれしい脂質0g。これもまた魅力ですよね。
また、ヤクルトを650ml飲むとしたら、カロリーが500kcalと、なんと約半分のちょっとで、カツゲンのカロリーを超えてきます。
道産子がソウルドリンクとしても愛用する理由がよくわかりますよね。
ヤクルトよりも低脂肪・低カロリー。そしてごくごく飲んでカルシウムを補えるという優れものだったのです。
見た目にはヤクルトと大差わかりません。
これが中身だ!
この量でだいたい150ml程度。この量だと一気にぐいぐい飲めちゃいます。
ヤクルトと比べると色が若干薄いのが特徴です。
ですがこぼして手についたままだと、べたべたしてくるのは同様です。
のどこしさわやか、あっさり味ですが、乳製品なのです。
名前の由来
製造元の雪印メグミルクさんが持っている「酪農と乳の博物館」さんにお電話してみました。
すると、昭和初期に「活素(かつもと)」という商品を製造しており、
これが「カツゲン」のルーツになったのではないかと考えられています。
その後、1956年に名称を変えて登場したのが、「活力の給源」と書かれている、瓶で売られているものでした。
「活力の給源」の頭と最後をとって「カツゲン」。なるほどですね。
最初は瓶で売っていたのですが、いまやいろいろな味があるカツゲン。
道民が愛してやまないものがここにあります。
道外にも出ているコーヒー牛乳とは一味違う、北海道だけの飲み物です。
誕生秘話
道民に愛されているこのソフトカツゲンにも誕生の秘話があります。
もともとは開拓民のためのものです。
1956年10月、かつて軍人に供給されていた「カツモト」に類似した道内初の本格的な乳酸菌飲料が、北海道内の一般消費者向けに新発売となりました。名称は「活源(かつげん)」。
これが最初のカツゲンの誕生です。
当時はまだ「カツモト」でしたが、ヤクルトが道内発売される2週間前に発売されるようになり、道内に一気に広がりをみせることとなりました。
宣伝攻略もあり、当時ヤクルトが一本30ml・5円だったのに対し、活源(かつげん)は40ml・5円。値段が同じなら量の多い方を選びますよね。
徹底的にヤクルトをライバルとしてみていたようです。
当時は今よりも濃厚な味だったといわれてます。関東や関西では味が濃すぎて売れなかった為、濃い味を好む北海道や東北で根付いたということです。
まとめ
いかがでしたか?
道民が好んで飲むソフトカツゲン。冬の間にもしスノーボードなどでいらした時はぜひに一度はのんでほしい飲み物です。
おいしさ満点!お腹にもよく、また北海道限定というネームバリュ―もいいですよね。
これからもどんどん、北海道限定商品をご紹介しますので、楽しみにまっていてくださいね。