猫のストレスの原因とその解消法は、猫のストレス度合いによるものもあり、
簡単にストレスが解消できる場合と、そうじゃない場合があります。
人間でも、ストレスがたまると食欲不振になったりしますよね?
猫もストレスがあると、行動が違ってきます。
猫は猫なりに、気も使いますし、一人になりたい時もあるお隣さんです。
そんな愛するべき猫たちのストレスの原因とその解消法を、我が家で意識していることをご紹介しますね。
Contents
ストレスの原因はなんだ?
猫のほとんどのストレスが以下のことに当てはまります。
- 引っ越しなどの環境の変化
- 多頭飼いなのでのスペースが確保できない
- 騒音
- 知らない人の来客
- 長期の飼い主の不在
- トイレが汚い
ですね。
人間でも環境が変わったり、知らない来客がくると緊張してしまうことがありますよね?
それ以上に猫はテリトリーをもつ動物なので、そこに知らない誰かが来たり、臭いがしたり
があると、非常に緊張状態になります。
詳しくは
読んでいただければ、ストレス行動がわかると思います。
ストレスを解消!その方法とは?
引っ越しなどの環境の変化
猫は引っ越ししたり、新しいお家に来たりすると、特別に緊張度が上がります。しらない人・知らない場所。ここがどういう場所なのかわからないのですから、当然緊張が高まります。
我が家でも、新しく猫をお迎えしたときは、かならずケージをいれて、暗くして、なおかつ段ボールで猫が好んで入れそうな狭くて暗い場所をケージの中に入れておきました。
私のところは先住猫がいたので、余計にその点を注意してました。
かなりの緊張度で、人間が手をだした途端に唸り声をあげて威嚇します。
なので慣れるのに、2週間以上経過しましたよ。
もしかしたら、それ以上に緊張が高い可能性もあります。
できれば、段ボールでもいいので、暗くて狭くて猫が安心できるスペースを作るのがおすすめですよ。
多頭飼いなのでのスペースが確保できない
本来なら部屋の数と1匹程度がおすすめです。
これでも猫同士のテリトリーがありますのから、多頭飼いの場合は、面に対しての縄張りがあります。
しかし猫をたくさん飼うには、面は限られてしまうので、キャットタワーや、キャットウォークを利用してた、高さを使うのが一般的です。
幸い私のとろこは高さもある家具だったので、猫同志がじゃれあって興奮しても、上へ逃げる道があるので、トラブルにはなってません。
おひとり様スペースがあるというのが理想ですね。
騒音
子供の声や工事の音などに敏感になって子は、窓を開けたり閉めたりする時間をずらしてあげるほうがいいでしょう。
まったく窓を開けないというのは、猫の娯楽を奪ってしまいます。
外へ風景は人間が映画を見ているような感覚だといわれてます。外の風景をみて、猫たちはストレスを解消している場合もあるのです。
知らない人の来客
知らない人の来客はいろいろな臭いがついてます。タバコ、香水、洗濯ものの芳香剤があります。
まずは、帰ってもらった後には、換気したり、洗濯したりと、臭いを落とす方が先だといいでしょう。
そういった知らない人間がきて、しらない臭いをつけて触ろうとすると、よほどの人間好きな子以外は、知らんぷりするか、飼い主の手前、挨拶だけして元の位置にもどります。
意外と律儀な子も多いので、挨拶はしてくれるが、相手にはしない子が大半ですよ。
長期の飼い主の不在
意外と忘れがちですが、飼主の不在が原因で拗ねてしまう子が多いです。
ちゃんと、出かけるときに猫に話しかけてますか?
猫は人間の言葉すべては理解できなくとも、単語程度の簡単な言葉が理解できます。
例えば多頭飼いをしていると、猫たちは、固有の名前がありますよね?
ちゃんと聞き分けてますよ。
それと同じように、猫は単語程度ならちゃんと理解をしているので、わからないのではなくて、ちゃんと猫に「旅行にいってくるから、3日後にもどるよ」だけでも、違うと思います。
飼い主の不在が、猫のとってストレスになり得るからです。
トイレが汚い
一番の問題がこれですね。
トイレがうんちまみれや、砂が固くなっていませんか?臭いがどうですか?
猫はとても清潔好きなので、猫のうんちがたくさんあるとげんなりしてしまいます。
猫たちのとってトイレは別格の場所のようで、トイレに不満がある子はほとんど、ストレスで、別の場所にしてしまいます。
またストレス過多になると下痢になる子もいるので、うんちチェックが必要です。
くわしくは
清潔にかつ、猫の数に合わせたものが良いといわれてます。
しかし、長期の旅行などで不在のときはシッターに頼んで家のトイレを掃除してもらったほうがいいでしょう。
ストレスかと思った時は遊びで解消?
ストレスを抱えているな?と感じたときは、遊びに誘うとたいていはストレス発散してくれます。
じゃあどんな遊びがいいのか?
猫は基本的に狩りを主体として生活してきた動物です。
自傷行為などをしている子には、逆にそれが危ないときもあります。
まずは、自分の猫がどの段階にいるかを確認してみてください。
狩りをしているときは、精神が集中していて、なおかつ獲物と捕らえたときにストレスが解消されます。
それを何度もくりかえして、発散させてあげるといいでしょう。
猫じゃらし、ボール、紐でもいいので、好きなおもちゃを用意して、人間側もそれとなく誘ってみてください。
きっと良い反応をすると思います。人間も本気で猫と遊ぶと結構つかれますが、愛猫とのふれあいだとおもってください。
リラックス効果のあるマッサージはどうか?
猫は撫でられるだけでも安心感を得られます。
私はこの動画を実際やってみて、猫が非常に気持ちよさげにしていたので、ご紹介しますね
隠れ場所を作って遊びに誘う
意外と隠れた場所から、遊びに誘うと楽しんで遊びに来る子がいます。
かくれた場所から、手だけだしたり、覗いたりしたり、遊び方は自由です。
段ボールの箱を一つだけもってきて、いくつか穴をあけて、できれば小さな目な穴を、
猫の目線の近くにつくると、猫は興味津々でそこを覗いて、段ボールの中に喜んで入るでしょう。
その習性を生かして、そこから猫じゃらしや、おもちゃをちらちらと見せつつ、遊びに誘うのがベスト。
かわいい猫の手が、必死におもちゃを探す姿に人間は癒され、猫は楽しめるという具合です
マタタビやキャット二ップを与えてみる
マタタビは日本でも生えている木ですし、キャット二ップも別名イヌハッカと呼ばれる草の一種で猫の嗜好品の一つです。
非常に興奮を促して、ストレス発散に役にたちます。
マタタビならほぼどの猫もマタタビ酔いをして、ふにゃふにゃになりますが、キャット二ップの方は、1/3の猫は反応しないかもしれませんが、マタタビとよく似た反応をしてくれて、マタタビよりマイルドな感じになります。
マタタビを一度に大量に上げないでください。
いくらストレスがあるからといって、マタタビだけで解消はできません。
やはり、遊ぶのと、両方すかっての効果が得られるのです。
原因を1個1個潰していかなければわからないことがありますので、まずは軽いストレスかな?と思ったときには、今以上に一緒に遊ぶ時間を増やしてみてください。
とくに狩りをする本能を刺激するようなものだと、猫たちは喜びますよ。
愛猫たちのために出来ること
いかがでしたか?
猫たちにできることが少しでも増えてくれると、私もうれしいです。
猫が元気に生活できる日々が、飼い主である私たちの活力の源であるようであれば、猫との関係も今よりももっとよいものができるとおもいます。
猫と人間は切っても切れない共存生活が待っているわけですから、お互いストレスフリーで生きてゆくのが一番いいと思います。
そのためにも、猫との共存を考え、楽しく生活ができるなら一番の幸せだろうと思います。