こんにちは、猫が大好きな人間ならば、オス猫がいかに、甘えん坊かご存知かとおもいますが、はじめて猫を飼ったり、甘えん坊の猫をみると、猫った愛想がいいなとおもいますが、実際はオスの方が多かったりすることが、多々あります。
猫はきまぐれといわれますが、心をゆるした相手には寛容になりがちで、とくに小さい赤ちゃんレベルになると、乱暴に扱っても怒ることはしたりしません。
猫の中にもいろいろ性格もありますが、私が飼ってる、または猫を飼っている周囲の人たちに猫の話を聞くと、だいたいオス猫のほうが甘えん坊だといいます。
たしかに家にいる猫もオス猫のほうが非常に甘えん坊だなぁという印象を強く持ちます。
そこで、甘えん坊なオス猫にもっと甘え過ぎるぐらいの猫の特徴を調べてみました。
うまく猫の気持ちをつかんで、甘え過ぎても適度な関係が結べるしつけ方法を紹介しますね。
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オス猫はなんで甘えん坊なのか
メスは気が強くなければ、子育てが上手くいかないことが多いでしょう。自然界でも出産後のメスが気をたてて、オス猫を追い払うことのほうが多いです。
その分、オスは気ままに、あちこちふらふらと面倒を見てくれる別宅をまわって、餌を貰います。
メスの方が警戒心が強いとおもわれるので、当然なのですが、オスは他の縄張りさえ入らなければ、警戒されません。むしろ、下位にみられると、喧嘩の相手にすらなりません。
力関係が決まっています。
家猫になるととたんにそういった周囲に気を張る事なく、のんびりと過ごします。
オスは去勢を早いうちにすませてしまうので、子孫本能が芽生え切らないうちに、子猫のままの感覚でいることのほうが多いようです。
それゆえに、体は成猫であるけども、子供のままの精神でいることが多く、飼い主を母猫と勘違いする可能性が高いのです。
もし、初めて飼う予定があるなら、ある程度大人になって、去勢がすんでいるオス猫がおすすめです。
家に来たときはむしろ人間を嫌がっていた猫もいましたが、かかわってゆく過程で、「安全」だと理解すると、猫も変わります。
ですから、猫もちゃんとまわりの状況を理解しているということです。
オス猫でも甘えん坊の子とそうでない子がいるわけは?
猫は基本寝ていることが多いと思いますが、それ以外にはも、頭を摺り寄せてきたりすると、この行動は「この人はわたしのもの」という主張になります。
挨拶は鼻でつんとする程度ですが、頭をこするのは自己主張しているようなもの。
そして、後をついて回り、飼い主の服や体でふみふみをはじめるともう、猫はあなたにべったりの甘ん坊です。
基本猫は嫌いな人間にそばには寄りません。
あとをついてきたり、帰宅したときにお出迎えしてくれるのは、信頼関係ができているからです。
自信を持っていいとおもいますよ。
猫にとって、愛情表現は一つだけじゃなんですよね。
犬のようにはっきりとした愛情表現がしませんが、猫は猫なりの細やかな愛情を見せていますので、よく猫を観察してみてください。
猫には猫なりの愛情表現がわかれば、飼い主としてはこれ以上ない幸せだろうと思います。
だだし、すべてのオス猫が、甘えん坊というわけではありません。
かかわった人間が、ひどく虐待じみた事をしたり、もともとの性格があったりと、様々な要因で、人間になつかない子がいるのも確かです。
それはそれで、この子はそのような性格であり、クールな性格だと割り切って、接する方が飼い主も楽だと思います。
嫌いな人間がそばに寄ってきたら逃げますので、そうじゃなければ、マイペースな猫として考えた方がいいと思います。ちょっと寂しいですが、時間がたてば触らせてくれるぐらいにはなると思います。
オス猫が甘えるときの気持ちを想像してみよう
もちろん、飼い主であるあなたと遊んでほしいときや、母親役を希望しているときです。
多頭飼っていても、他の猫と遊んでも、やっぱり母猫が恋しい、母猫と遊んでほしいという強い希望があるときです。
また他の猫と接していると自分も遊んで欲しい時も、同じく甘えん坊になりやすいですね。
長時間留守にしていると、帰宅時に顔を見るととても安心するようです。
飼い主がドアを開けるのを待っているのですから。
そんな時は、短時間でもよいので、猫の欲求を満たしてあげると、あとは普通に、べったりとすることはなくなると思います。
甘え過ぎにならないためのしつけの方法
猫は度を過ぎると、非常にまとわりついてきて、時には仕事の邪魔をしてくると思います。
例えば、パソコン作業をしていると、その前に座ってきたりしますよね。
そんなときは、ひたすら、避ける。
机から何度も降ろして「今は遊べない」ことを学ばせることが大切になります。
鳴いても、ある程度は撫でますが、それ以上は撫でない。
そういった訓練が必要となります。
猫は訓練なんて出来ないだろうと思いがちですが、猫でもちゃんと訓練すればできるんですよ。
もともとの性格もありますが、甘えん坊はさらに甘えん坊になりすぎる傾向があるので、人間が訓練してあげないと、爪とぎもそうですし、そうやって、「今はダメ」「やっちゃダメなこと」を理解してあげないと、ただ叱っても猫には通用しません。
また、甘えん坊の子は欲求が強いので、短時間、たとえば5分だけ遊んであげるだけでも、
効果が出ます。
紐であそんであげたり、猫じゃらしでもよいので、狩りの本能を刺激してあげるとよいと思います。
適度な甘えん坊さんとしてもっともっと愛してあげよう!
猫は基本オス猫の方が愛嬌があって飼いやすいでしょう。
しかし、オス猫とはいえ、去勢するまでは本来の攻撃性などが出てくるのが当然です。また赤ん坊のうちに母猫から早く話された子は、基本的に初めて飼うのは難しいとおもいます。
噛み癖や爪の立て方の加減がわからず、飼い主を母猫だとおもってしまい、全力で噛んでくるからです。
ある程度兄弟猫とともに育った子ならば、加減も覚えています。
甘えん坊な子ほど、人間大好きな子が多く、いつも一緒にいたい、体のどこかでピッタリくっついてくる子も多いです。
なので、愛嬌のあるなつきやすい、オス猫のほうがやっぱり甘えん坊になる事のほうが多いという結果ですね。
適度な甘えん坊さんとしてもっともっと愛してあげましょう。